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レポートに入れてもらう項目

公開 2026-09-08

スカウト代行からのレポートに、何を入れてもらうか。送信件数だけが並んでいるレポートでは、判断ができません。何件送ったかより、どの条件で、どの文面で送り、どう反応があったか。この記事では、含める項目と粒度を整理します。採用代行全般のレポートはレポートに入れてもらう項目にまとめています。

工程ごとの数字

上から順に並べます

この形で並べると、どこで落ちているかが見えます

そして、率と件数の両方を出してください率だけだと母数が分からず、件数だけだと効率が分かりません

条件と文面のバージョン

スカウト特有の項目です

使った検索条件。どの条件で、何件が該当したか。条件を変えたら、その内容も

使った文面。どの型を使ったか。複数の型を試している場合、それぞれの結果

書き分けの範囲。冒頭だけか、複数箇所か。

送信の時間帯や曜日傾向が見えることがあります

この四つが記録されていると、何が効いたかが分かります

逆に、記録がないと、数字が動いても原因が追えません。「先月より返信率が上がった」が、条件のせいか文面のせいか判断できない。

判断の理由

数字だけでは、次に何をすべきかが決まりません

含めてもらう内容

この五つは、書いてもらわないと分かりませんそして、担当者が替わったときに失われます

箇条書きで数行あれば十分です。厚く書く必要はありません。

エラベルの見解

スカウトのレポートで、「返信の内容」を入れてもらってください。数字には出ない情報が入っています。

返信率は数字で分かります。ところが、どんな返信が来ているかは、数字には出ません

「話を聞いてみたい」という前向きな返信と、「今は転職を考えていない」という返信では、意味がまったく違います。同じ一件でも、次の打ち手が変わります

前者が多いなら、文面は効いています。面談設定の工程に問題があるかもしれません

後者が多いなら、そもそもターゲットがずれている可能性があります。転職を考えていない層に送っている。

そして、「条件が合わない」という返信が多いなら、条件の問題です。

この切り分けは、返信の内容を見ないとできません

だから、レポートに返信の傾向を入れてもらってください。「前向きな返信が何件、条件が理由の見送りが何件、時期が理由が何件」。分類して数えるだけで足ります。

そして、印象に残った返信は、そのまま引用してもらってください。候補者の言葉には、文面の材料が含まれています。

数字と、その中身。両方があると判断できます

うまくいかなかったことの記録

試したが効果が薄かった施策を残してもらってください

この記録は、成功の記録より役に立つことがあります次の担当者が同じことを繰り返さずに済みます

そして、依頼しないと出てきません。レポートは普通、やったことの記録として作られます。

欄を一つ作ってもらってください。「今月うまくいかなかったこと」。数行で足ります。

枠と費用の状況

送信の枠を使っている場合

この三つを入れてもらうと、予算の管理ができます

そして、枠が費用に直結する媒体では、この項目が重要です。月の途中で使い切ると、後半に動けなくなります。

担当者名

工程ごとに、誰が担当したかを入れてもらってください

交代や体制の変化が分かります。契約の相手は会社なので、通知の条項があっても、通知が来ないことがあります。

そして、数字の変化と体制の変化を重ねられます。担当が替わった時期に返信率が動いていれば、原因が特定できます。

頻度と粒度

月次を基本にする。工程ごとの数字と、判断の理由。

立ち上げ期は頻度を上げる。試験的な送信の期間は、週次でも構いません。

画面で見られるものは書かない媒体の管理画面で確認できる数字を、レポートに書き写してもらうのは二重の作業です

項目を絞る。読んでいない項目は、作成の稼働を消費しているだけです。

そして、レポートの作成が稼働に含まれるかを確認してください。含まれる場合、厚いレポートを求めるほど実務の時間が減ります。設計はレポートの頻度と粒度を決めるにまとめています。

自社側の数字も並べる

代行の数字だけを見ていると、詰まりの原因が代行側にあるように見え続けます

並べる自社側の数字

この四つを並べると、因果が見えます返信は来ているが面談に至らない場合、候補日の提示が遅い可能性があります

そして、自社側の数字を出すと、代行側も指摘しやすくなります。契約上の立場があるため、発注側の遅れは言い出しにくい。並んでいれば、事実として話題にできます

レポートの使い方

定例会の前に読む。当日に読むと、議論の時間がなくなります。

前月と比べる。変化した工程を特定する。

変更の履歴と照らす。条件や文面を変えた時期と、数字の動きを重ねる。

次に変えることを決める見て終わりにしない

四番目まで進むと、レポートが運用に繋がります。多くの場合、見て終わっています。

エラベルの見解

レポートの項目を決めるときに、「この数字を見て何を判断するか」を確認してください。判断に使わない数字は要りません。

送信件数を見て、何を判断するか。多ければよい、少なければ悪い。それだけでは、次の打ち手が決まりません

一方、返信率と、その内訳を見れば判断できます。前向きな返信が少ないなら、文面か条件の問題。条件が理由の見送りが多いなら、条件の問題。

そして、面談設定率を見れば、返信後の対応の質が分かります。返信は来ているのに面談に至らないなら、そこに問題があります。

だから、項目を選ぶときに「この数字が動いたら、何をするか」を考えてください

答えが出ない項目は、判断に使っていません。落としてください

そして、判断に使う項目は、変更の履歴と一緒に見られる形にしてください。数字が動いた原因を追えます。

レポートは、報告のための文書ではありません。判断のための材料です。この目的で項目を決めると、薄くて使えるレポートになります

まとめ

よくある質問

レポートが件数だけで判断できません

返信率と、その内訳を入れてもらってください。前向きな返信、条件が理由の見送り、時期が理由の見送り。分類して数えるだけで、次の打ち手が変わります。あわせて、使った条件と文面のバージョンも記録してもらいます。

返信の内容まで報告してもらえますか

分類して数える形なら、負担は小さく済みます。あわせて、印象に残った返信をそのまま引用してもらうと、文面の材料になります。すべての返信を記録する必要はありません。

レポートが厚くて読み切れません

読んでいない項目を落としてください。判断に使っていない数字は、作成の稼働を消費しているだけです。画面で確認できる数字も、レポートに書く必要はありません。判断に使う項目に絞ると、薄くて使えるレポートになります。