採用代行 / 美容師
美容師の採用要件の作り方|必須と歓迎を分ける基準
美容師の採用要件を作ると、「美容師免許」「スタイリスト経験三年以上」「指名客を〇人以上持っている方」「カットもカラーも得意な方」「営業後の練習ができる方」「土日出勤できる方」「SNSで発信できる方」「明るく元気な方」と膨らみます。スタイリストかアシスタントかとサロンのスタイルと歩合の方針を決めずに、オーナーが「理想の美容師」と「サロンにある条件すべて」を一律に要件にしてしまうことが原因です。膨らんだ要件は、国家資格で母数が限られる市場で該当する人がさらに減るか、該当しても他のサロンに決まるか、「指名客の数」「営業後の練習」「土日」を必須にして、デビューしたばかりのスタイリストや復職の層を外してしまうかのどれかになります。結論を先に書くと、美容師の要件は「スタイリストかアシスタントかとサロンのスタイル」と「枠」から決め、スタイリストの枠の必須を「美容師免許」「サロンのスタイルに近い技術(技術確認で確かめる)」「歩合と練習と休みの方針を受け入れられること」の三つに、アシスタントの枠の必須を「美容師免許(または取得の見込み)」「サロンのスタイルへの共感」「教育とデビューまでの方針を受け入れられること」の三つに絞り、それ以外の指名客の数・両方の得意・発信・年数は歓迎に回すと、該当する人が現れ、技術確認と面接で確かめるべきことも決まります。サロンのスタイルと方針の整理は美容師採用を代行に出す判断基準に、母集団形成は美容師の母集団形成にまとめています。
美容師で要件が膨らむ理由
美容師の要件が膨らむ理由は、三つあります。
一つ目は、スタイリストかアシスタントかとサロンのスタイルを決めずに要件を作ることです。「美容師が足りない」で募集を始めると、スタイリストとアシスタントのどちらを採るか、サロンのスタイルに合う技術は何かが決まっておらず、「経験があって指名客を持っていて何でもできる人」が要件になります。実際には、どちらを採るかとスタイルが決まれば、要件はそこに近い技術で足ります。
二つ目は、「指名客を〇人以上」「営業後の練習ができる」「土日出勤」を一律に必須にすることです。指名客の数は、他のサロンから指名客を連れてくることを前提にした要件で、デビューしたばかりのスタイリストや復職の層を外します。営業後の練習は、法令上の労働時間に関わり、要件にすること自体が問題になり得ます。土日は、復職の層の多くが出られません。一律に必須にすると、母数の限られる市場でさらに減ります。
三つ目は、サロンにある条件すべてを要件にすることです。「カットもカラーも」「SNSで発信」「明るく元気」と並べると、該当者が減ります。得意は片方でよく、発信は入ってからサロンで支援でき、「明るく元気」は経歴で確かめられず、技術確認と面接でオーナーが見るものです。
三つを合わせると、「スタイリストかアシスタントかとスタイルを決めずに、指名客と練習と土日と両方と発信を一律に並べ、形容詞を足す」のが、膨らむ構造です。
必須と歓迎を分ける基準
基準は、「その要件が無いと、任せる枠とサロンのスタイルを回せないか」です。回せないなら必須、あれば早いなら歓迎です。スタイリストの枠とアシスタントの枠で、必須が変わります。
| 要件 | スタイリストの枠 | アシスタントの枠 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 美容師免許 | 必須 | 必須(または取得の見込み) | 免許が無いと施術ができない。法令上の前提。免許と業務の範囲は専門家に確認 |
| サロンのスタイルに近い技術 | 必須(技術確認で確かめる) | 要件から外す(教育で育てる) | スタイリストは、サロンの得意(カラー、メンズ)に近い技術が要る。経歴ではなく技術確認で |
| サロンのスタイルへの共感 | 面接で確かめる | 必須(面接で確かめる) | アシスタントは、サロンのスタイルに共感してデビューを目指せるか |
| 歩合と練習と休みの方針を説明した上で受け入れられること | 必須(面接で確かめる) | 面接で確かめる | 歩合の率と指名の扱いと練習の有無と休みを説明し、受け入れられるかを確かめる |
| 教育とデビューまでの方針を説明した上で受け入れられること | ― | 必須(面接で確かめる) | カリキュラムとデビューまでの目安と練習の形を説明し、受け入れられるかを確かめる |
| 指名客の数 | 歓迎 | 要件から外す | 指名客を連れてくることを前提にすると、デビューしたばかりの人と復職の層を外す。サロンの客を担当する形で入れる |
| カットもカラーも得意 | 歓迎 | 要件から外す | サロンの得意に合う片方があれば足りる。もう片方は研修で |
| SNSで発信できること | 歓迎 | 歓迎 | 入ってからサロンで支援できる。発信の素材はサロンが用意する |
| 営業後の練習ができること | 要件から外す | 要件から外す | 法令上の労働時間に関わる。練習の時間は営業時間内に確保し、要件にしない。専門家に確認 |
| 土日出勤 | 要件から外す(復職の枠では) | 要件から外す(復職の枠では) | 土日の枠と、土日のどちらかを免除する枠を分ける |
| 経験年数 | 歓迎 | 要件から外す | 年数より、技術確認で見る技術とサロンのスタイルとの近さのほうが効く |
| 「明るく元気」「コミュニケーション能力」「向上心」 | 要件から外す | 要件から外す | 経歴で確かめられず、技術確認と面接でオーナーが接客と姿勢を見る項目 |
表の要点は、「スタイリストの枠」と「アシスタントの枠」を分け、「指名客の数」「営業後の練習」「土日」を一律の必須から外すことです。一つの要件に全部を入れると、矛盾するか、母数の限られる市場でさらに減ります。もう一つの要点は、「サロンのスタイルに近い技術」を経歴ではなく技術確認で確かめ、「歩合と練習と休みの方針の受け入れ」を面接で確かめることです。免許と業務の範囲と練習の時間の扱いは、専門家にご確認ください。
エラベルの見解
相談で多いのは、「美容師の要件を『美容師免許、スタイリスト経験三年以上、指名客〇人以上、カットもカラーも、営業後の練習可、土日出勤、SNSで発信できる方』にしたが、応募がまったく来ない」というご相談です。サロンのスタイルと採りたい枠を聞くと、カラーが得意なサロンで、スタイリストを一名、サロンの客を担当してもらう形で、指名客を連れてくることは期待していないとのことでした。それなら要件は「免許」「カラーの技術(技術確認で)」「歩合と練習と休みの方針の受け入れ」で足り、指名客の数も両方も練習も土日も発信も年数も、該当者を減らしているだけでした。
見ていて差がつくのは、「スタイリストかアシスタントかとサロンのスタイルを決めてから要件にしているか」です。「カラーが得意なサロンで、スタイリストを一名、サロンの客を担当してもらう」→必須は「免許」「カラーの技術(技術確認で)」「方針の受け入れ」、指名客の数とカットの技術と発信と年数は歓迎、営業後の練習と土日は要件から外す。ここまで決めれば、要件は三つで済み、デビューして数年のスタイリストや復職の層も該当します。エラベルでは、美容師の担当者に、要件を書く前に「スタイリストかアシスタントか」「サロンのスタイルと得意」「歩合と練習と休みの方針」をオーナーに決めてもらっています。
必須を三つに絞る手順
手順は四つです。
一つ目:スタイリストかアシスタントかと、サロンのスタイルと得意を決める。 どちらを何名か。サロンの得意(カラー、カット、メンズ、ヘッドスパ)、客層、単価。スタイリストなら、指名客を連れてくることを期待するか、サロンの客を担当してもらうか。
二つ目:その枠とスタイルを回すために、無いと困る技術と条件を、枠ごとに書き出す。 スタイリストなら「サロンの得意に近い技術」「指名客」「両方の技術」など。アシスタントなら「免許」「スタイルへの共感」など。書き出したら、「これが無いと本当に回らないか」を一つずつ問い、「研修と教育で補えるか」をオーナーに確かめます。
三つ目:方針の受け入れの要件と、技術確認の形を決める。 歩合の率と指名の扱いと練習の有無と休みを決め、それを受け入れられることを必須に入れて面接で確かめる。技術確認の形(スタイリストならカットかカラーをモデルで、アシスタントならシャンプーやブロー)を決め、「スタイルに近い技術」を技術確認で確かめる形にする。練習の時間の扱いは専門家に確認します。
四つ目:残りを歓迎に回し、形容詞を外す。 指名客の数、両方の得意、発信、年数は歓迎に。営業後の練習と土日は要件から外し、土日の枠と免除の枠を分ける。「明るく元気」「コミュニケーション能力」「向上心」は要件から外し、技術確認と面接でオーナーが見る項目に移します。
手順の要点は、二つ目で「本当に回らないか」と「研修と教育で補えるか」を問うことです。「指名客〇人」は、サロンの客を担当してもらうなら「回らない」ではありません。「カットもカラーも」は、サロンの得意がカラーで、カットは研修で補えるなら「回らない」ではありません。「発信」は、入ってから支援できるなら「回らない」ではありません。問うたびに必須が減り、三つに近づきます。
経歴と作品で確かめられる要件と、技術確認と面接でオーナーが確かめる要件
要件を、経歴と作品(職務経歴書、投稿している作品、サロンの一覧)で確かめられるものと、技術確認と面接でオーナーが確かめるものに分けます。
経歴と作品で確かめられるのは、「免許の有無」「スタイリストかアシスタントか」「担当してきたサロンのスタイルと客層」「投稿している作品の傾向(得意なスタイル)」「指名客の有無(自己申告)」「勤務地に通えるか」「ブランクの有無」「何年か」です。書類と作品の段階で、必須のうち「免許」と「サロンのスタイルとの近さの目安」はここで確かめます。ただし、技術そのものと、方針の受け入れは、技術確認と面接で確かめます。
技術確認と面接でオーナーが確かめるのは、「技術(カットの正確さ、カラーの塗り分けと仕上がり、シャンプーとブロー、スピード)」「接客(モデルへの声のかけ方、提案、仕上がりの説明)」「サロンのスタイルへの共感(サロンの作品を見てどう思うか、自分の作品との違い)」「歩合と練習と休みの方針を説明した上で受け入れられるか」「アシスタントなら、教育とデビューまでの方針を説明した上で受け入れられるか」「オーナーとの相性(オーナーの考え方を聞いてどう反応するか)」です。要件の「明るく元気」「向上心」は、この項目に翻訳して、オーナーが確かめます。
確かめる方法は、技術確認と、サロンの作品を前にした話です。技術確認は、モデルを代行が手配し、スタイリストならサロンの得意(カラーならカラー)を一つ施術してもらい、アシスタントならシャンプーとブローを見ます。面接では、「当サロンのこの作品を見て、どう思いますか」「歩合は〇割で指名は本人のもの、営業後の練習は無い、休みは週に二日。それでやっていけそうですか」と、方針を説明した上で聞く。答えの中身より、技術が確認で見え、方針を聞いた上で受け入れているか、を見ます。オーナーの時間の確保は現場が採用に協力してくれないに、面接の設計は面接の構造に書いています。
経路ごとの要件の書き方
美容師の候補者は、経路によって持っているものが違います。要件の書き方も、経路を意識して変えます。
| 経路 | 経歴と作品で確かめる | 技術確認と面接でオーナーが確かめる | 要件に書くときの注意 |
|---|---|---|---|
| 他のサロンのスタイリスト(指名客を持つ) | 担当してきたサロンのスタイル、作品、指名客の有無 | 技術、接客、歩合と指名の方針の受け入れ、転職の理由(歩合、練習、休み、オーナー) | スタイリストの枠の必須がそのまま該当しやすい。指名客の数は歓迎に |
| デビューしたばかりのスタイリスト | デビューしたサロン、作品 | 技術(伸びしろ)、指名客を作る意欲、サロンの客を担当することへの理解 | 「指名客〇人」を必須にすると外れる。サロンの客を担当する形で入れ、技術の研修と発信の支援を書く |
| アシスタント | 担当しているサロン、練習の作品 | 基礎の技術、スタイルへの共感、教育とデビューの方針の受け入れ | アシスタントの枠で。デビューまでの目安と練習の形を書く |
| 専門学校の卒業者 | 学校、作品やコンテスト | 基礎、スタイルへの共感、営業後の練習が無いことへの理解 | アシスタントの枠で。教育のカリキュラムと固定給を書く。免許の取得の見込みを確認 |
| 復職の層(結婚や出産で離れた人) | 以前のサロンと得意、ブランク | 技術(ブランクの影響を技術確認で)、時間の制約、両立の支援への理解 | 「土日出勤」「営業後の練習」「経験〇年以上」を必須にすると外れる。時短と週数日の枠で、ブランクへの練習の時間を書く |
| 業務委託(面貸し)を望む人 | 作品、指名客の層 | 技術、面貸しの条件の受け入れ | 業務委託の枠で。条件(歩合の率、材料費、予約の扱い)を明確に。契約は専門家に確認 |
表の要点は、「指名客の数」と「経験年数」を高く見すぎないことです。デビューしたばかりのスタイリストと復職の層は、技術確認で技術が見え、サロンの客を担当する形で入れば、指名客を作れます。「指名客〇人以上」を必須にすると、この層をまるごと外します。
要件が決まらないときの原因
要件を作ろうとして決まらないとき、原因は要件ではなく、その前にあります。
一つ目は、スタイリストかアシスタントかが決まっていないことです。「美容師が足りない」で止まっていると、要件は「経験があって指名客を持っていて」になり、決まりません。どちらを何名採るかを決めます。
二つ目は、サロンのスタイルと得意が言葉になっていないことです。スタイルが無いと、「スタイルに近い技術」を技術確認で確かめられず、「カットもカラーも」に膨らみます。サロンの得意を一つに絞り、技術確認の形を決めます。
三つ目は、歩合と練習と休みの方針が決まっていないことです。方針が無いと、「受け入れられること」を面接で説明できず、入ってから「聞いていない」で離れます。歩合の率と指名の扱いと練習の有無と休みを決めます。営業後の練習が実態としてあるなら、法令上の扱いを専門家に確認し、営業時間内に移すことを先に検討します。
四つ目は、オーナーが要件に関わっていないことです。事務や本部だけで作ると、「理想の美容師」になります。オーナーに「このサロンのスタイリストに、最低限何が要るか」を聞くと、「免許があって、カラーの技術が確認で見えて、歩合の方針を受け入れられれば、指名客は入ってから作れる」のように、要件が下がることが多い。
四つのどれかが決まっていないなら、要件より先にそれを決めます。
代行に出せる工程
要件作りの工程を、社内で持つものと外に出せるものに分けます。
| 工程 | 社内で持つ | 外に出せる |
|---|---|---|
| スタイリストかアシスタントかとサロンのスタイルの決定 | オーナーが決める | サロンの得意と客層と投稿の傾向を整理する |
| 歩合と練習と休みの方針の決定 | オーナーが決める(練習の時間の扱いは専門家に確認) | 考え方を示す。求人票と面接での説明の仕方 |
| 技術確認の形の決定 | オーナーが見たいことで決める | モデルの手配、他のサロンの例を示す |
| 必須と歓迎の振り分け | 最終判断(オーナーの意見を入れる) | 枠ごとの基準に沿った振り分け案。「理想の美容師」になっている要件と、指名客の数と練習と土日の必須を指摘 |
| 経歴と作品で確かめる項目の設計 | ― | 経歴と作品の見方(サロンのスタイル・作品の傾向・ブランクの読み方)、スカウトの検索条件への変換 |
| 技術確認と面接で確かめる項目の設計 | オーナーが確かめたいこと | 形容詞を技術確認と方針の説明を前にした具体的な質問に翻訳。オーナーの時間を最小にする段取り |
| 求人票・スカウト文面への反映 | 確認 | スタイリストの枠とアシスタントの枠と復職の枠を分けて書く。投稿と整合させる |
分け方の要点は、「スタイリストかアシスタントかとスタイル、歩合と練習と休みの方針、技術確認の形、オーナーの意見は社内で決め、翻訳と振り分けと段取りは外に出せる」ことです。美容の分かる人は社内にいるので、外に出すのは「オーナーの意見を聞き取って枠ごとの要件に落とし、経歴と作品を読み、技術確認と面接の段取りをする」役です。担当者に美容業界の経験があると、作品の読み方とオーナーとの話し方が変わります。担当者の経歴の見方は担当者の経歴の見方に書いています。
エラベルの見解
担当する側から見ると、美容師の要件で最も効くのは、「指名客〇人以上」「営業後の練習ができる」「土日出勤」を一律の必須から外すことと、「サロンのスタイルに近い技術」を経歴ではなく技術確認で確かめることです。前者でデビューしたばかりのスタイリストと復職の層が母集団に入り、後者で「経験三年以上」「カットもカラーも」の経歴の要件を下げられます。スタイリストかアシスタントかとスタイルを決め、オーナーに「最低限何が要るか」を聞くと、要件は「免許と、技術確認で見える技術と、方針の受け入れ」に近づくことが多い。
エラベルでは、美容師の案件で担当者を紹介するとき、最初の一週間で「スタイリストかアシスタントか」「サロンのスタイルと得意」「歩合と練習と休みの方針」「技術確認の形」をオーナーに決めてもらい、「最低限何が要るか」を聞き取り、そこから枠ごとの必須三つを作るところまでをお願いしています。免許と業務の範囲と練習の時間の扱いと業務委託の契約は、専門家にご確認いただくようお伝えしています。
まとめ
- 美容師の要件が膨らむ理由はスタイリストかアシスタントかとスタイルを決めずに作る・指名客の数と練習と土日を一律に必須にする・サロンにある条件すべてを要件にするの三つ
- 基準は「無いと任せる枠とサロンのスタイルを回せないか」を枠ごとに。スタイリストの枠の必須は免許・スタイルに近い技術(技術確認で)・歩合と練習と休みの方針の受け入れ。アシスタントの枠の必須は免許(または取得の見込み)・スタイルへの共感・教育とデビューの方針の受け入れ
- 指名客の数・両方の得意・発信・年数は歓迎。営業後の練習は要件から外し営業時間内に(法令上の扱いは専門家に確認)、土日は枠を分ける。形容詞は要件から外し、技術確認と面接でオーナーが見る項目に
- 手順は枠とスタイルを決める→枠ごとに無いと困る技術と条件を書き出して問い、研修と教育で補えるかを確かめる→方針の受け入れと技術確認の形を決める→残りを歓迎に
- 経歴と作品で確かめるのは免許・枠・サロンのスタイル・作品の傾向・指名客の有無・勤務地・ブランク・年数。オーナーが技術確認と面接で確かめるのは技術・接客・スタイルへの共感・方針の受け入れ・相性
- 「指名客の数」「経験年数」を高く見すぎない。デビューしたばかりのスタイリストと復職の層は、技術確認で技術が見え、サロンの客を担当する形で入れば指名客を作れる
- 決まらないときは枠の決定・スタイルの言語化・歩合と練習と休みの方針・オーナーの関与のどれかが先に決まっていない
よくある質問
指名客を持っているスタイリストでないと、売上が立たないのでは
指名客を連れてくることを前提にすると、他のサロンから指名客ごと移る人だけが対象になり、母数の限られる市場でさらに絞られ、前のサロンとの関係で揉めることもあります。サロンの客を担当してもらい、指名客を作る支援(サロンの客の割り振り、投稿の支援、技術の研修)をする形にすれば、デビューして数年のスタイリストや復職の層が母集団に入り、数か月で指名客が育ちます。「指名客〇人以上」は歓迎に置き、「サロンの客を担当する形で始め、指名客を作る支援がある」と書きます。
営業後の練習ができないと、技術が上がらないのでは
営業後の練習は、法令上の労働時間に関わり、要件にすること自体が問題になり得ます。練習の時間を営業時間内(予約の少ない時間帯、定休日の一部)に確保し、モデルの手配をサロンがする形にすれば、練習は続けられ、要件にする必要もありません。営業後の練習を前提にしたサロンは、練習で離れた美容師と復職の層に届きません。練習の時間の扱いは、専門家にご確認ください。
「スタイリスト経験三年以上」は書かないほうがよいのですか
年数だけの要件は、同じサロンで三年いた人と、一年で指名客を作った人を、逆に評価し、デビューしたばかりの人と復職の層を外します。書くなら「カラーの技術(技術確認でお願いします)」のように、サロンの得意に近い技術を技術確認で確かめる形にします。年数の目安が無いと不安な場合も、「〇年」より「投稿している作品の傾向と、技術確認」のほうが、技術を確かめやすく、該当する人に届きます。アシスタントの枠では、年数は書きません。