マイナビ転職の運用代行の費用相場|月額・成果報酬の内訳と見極め方
マイナビ転職の運用代行にかかる費用は、外部の代行会社の見積もりだけでは決まりません。マイナビ転職には、掲載料金を払う求人広告のほかに、入社確定後にのみ請求する成果報酬型のサービスがあり、どちらを選ぶかで、外部の代行に頼む範囲も費用の形も変わります。結論から書くと、マイナビ転職の運用代行の費用は、媒体の費用の形(掲載料金か成果報酬か)を先に決め、そのうえで外部の代行費を足して、採用1名あたりの総額で比べると、見誤りが少なくなります。
外部の代行会社の料金は、任せる作業の範囲や料金の形によって大きく異なり、公的な統計もないため、代行費の一律の相場はお伝えできません。この記事では、マイナビ転職の法人向け公式ページに書かれている料金と仕組みを踏まえて、費用の内訳と見極め方を整理します。内容は2026年10月17日時点の公式サイトの記載に基づいています。料金は変わることがあるため、契約の前に最新の内容をマイナビに確かめてください。
媒体の費用は三つの形がある
マイナビ転職の法人向け公式ページでは、中途採用のサービスとして、次のような費用の形が案内されています。
| サービス | 費用の形 | 公式ページの記載 |
|---|---|---|
| マイナビ転職(求人広告掲載) | 掲載料金 | 20万円(税抜)から |
| マイナビ転職フェア(中途合同企業説明会) | 出展料金 | 30万円(税抜)から |
| 成果報酬型サービス | 入社確定後にのみ請求 | 求人広告掲載の成果報酬型(マイナビ転職AGENT Booster)と人材紹介(マイナビ転職AGENT) |
詳しい料金表は、資料請求で案内される形です。成果報酬型サービスについて、公式ページは、手間や時間のかかる各種業務をマイナビの専任担当が代行するため採用業務の負担を最小限に抑えられ、採用者の入社確定後にのみ請求するとしています。成果報酬の金額は公式ページに書かれていないため、問い合わせで確かめてください。
費用の形で、外部に頼む範囲が変わる
媒体の費用の形によって、外部の代行会社に頼む範囲は変わります。
| 媒体の使い方 | 媒体側が担うこと | 外部の代行に頼む候補 |
|---|---|---|
| 求人広告掲載 | 求人原稿の制作と取材(一部プランを除く) | スカウトメール・DM、コンタクトメール、気になるへの対応、応募後の連絡 |
| 成果報酬型サービス | 手間や時間のかかる各種業務を専任担当が代行 | 媒体側の範囲外の作業に限る |
| 転職フェア | 合同企業説明会の会場と集客 | 当日の運営の補助、来場者への事後連絡 |
求人広告掲載でスカウトを自社で運用したい場合は、スカウトの運用を外部に頼む意味があります。一方、成果報酬型サービスを使う場合は、媒体側の専任担当が業務を代行するとされているため、外部の代行と作業が重なりやすくなります。外部に頼む前に、媒体側の範囲を確かめてください。運用の分け方はマイナビ転職の運用代行とはで書いています。
エラベルの見解
マイナビ転職の運用代行の費用で多い思い込みは、成果報酬型なら初期費用がかからないので、外部の代行も成果報酬型にすれば費用を抑えられるという考え方です。媒体の成果報酬と外部の代行の成果報酬を重ねると、採用1名ごとに二つの報酬がかかります。初期費用はかからなくても、採用1名あたりの総額は大きくなることがあります。
同じ料金でも、結果が分かれるのは、媒体の費用の形と外部の代行費の形を組み合わせて、採用1名あたりの総額で説明できる担当者かどうかです。見積もりを取るときは、媒体の費用と合わせた総額で示してもらってください。
代行費の料金の形
外部の代行会社の料金の形は、主に次のように分かれます。
| 料金の形 | 費用がかかるとき | マイナビ転職の運用で噛み合う条件 |
|---|---|---|
| 月額固定 | 毎月 | 求人広告を続けて掲載し、スカウトの運用量が読める |
| 掲載ごとの固定 | 掲載のたび | 掲載の回数が決まっていて、掲載ごとに作業を区切れる |
| 成果報酬 | 応募や採用が決まったとき | 媒体の費用が掲載料金で、成果の定義が社内と合っている |
マイナビ転職の法人向け公式ページによれば、掲載開始日は毎週火曜日と金曜日とされ、問い合わせから最短5営業日ほどで掲載できるとされています。掲載の時期を区切って出す会社は、代行の契約も掲載の時期に合わせられるかを確かめてください。
採用1名あたりの総額で比べる
見積もりを比べるときは、次の手順で、採用1名あたりの総額を出してください。
- 採りたい人数と期間を決める:何職種で何人を、いつまでに採るか
- 媒体の費用の形を決める:掲載料金か、成果報酬か、転職フェアも使うか
- 媒体の費用を出す:掲載料金なら掲載の回数を、成果報酬なら人数を掛ける
- 代行費を出す:料金の形に合わせて、月数や掲載の回数、人数を掛ける
- 合計を人数で割る:採用1名あたりの総額を出す
掲載料金を払う形では、採用が決まらなくても掲載料金はかかります。成果報酬の形では、採用が決まるまで媒体の費用はかかりませんが、採用1名ごとの報酬が発生します。採りたい人数が多いほど、掲載料金の形のほうが1名あたりの媒体の費用は下がる傾向があります。人数と期間をそろえて、両方の形を比べてください。
エラベルの費用は、採用が決まったときに1名につき10万円(税別)です。採用が決まらなければ費用はかかりません。
エラベルの見解
もう一つ見てほしいのは、マイナビ転職では、媒体側の制作の支援を費用に織り込んでおくということです。法人向け公式ページによれば、求人原稿は制作専門スタッフが作成し、インタビューや撮影をする取材もプランに含まれるとされています(一部プランを除く)。原稿の作成を外部の代行会社の見積もりにも入れると、同じ作業に二重に払うことになります。
見積もりを取るときは、原稿は媒体側、スカウトの運用と応募後の連絡は外部、と範囲を分けて示してください。範囲が分かれていれば、代行費も比べやすくなります。
まとめ
- マイナビ転職の媒体の費用は、掲載料金20万円(税抜)からの求人広告、出展料金30万円(税抜)からの転職フェア、入社確定後にのみ請求する成果報酬型サービスに分かれる
- 媒体の費用の形によって、外部の代行に頼む範囲が変わる
- 媒体の成果報酬と外部の成果報酬を重ねると、採用1名あたりの総額が大きくなることがある
- 求人原稿は媒体側の制作の支援を使い、外部には運用と応募後の連絡を頼む
- 人数と期間をそろえて、採用1名あたりの総額で比べる
よくある質問
Q. マイナビ転職の運用代行の相場はいくらですか
外部の代行会社の料金は、任せる作業の範囲や料金の形によって大きく異なり、公的な統計もないため、一律の相場はお伝えできません。同じ作業の範囲で複数の会社から見積もりを取り、媒体の費用と合わせた採用1名あたりの総額で比べてください。エラベルの場合は、採用が決まったときに1名10万円(税別)です。
Q. マイナビ転職の成果報酬型サービスの料金はいくらですか
マイナビ転職の法人向け公式ページは、成果報酬型サービスについて、採用者の入社確定後にのみ請求するとしていますが、金額は書かれていません。料金はマイナビに問い合わせて確かめてください。
Q. 掲載料金を払う形と成果報酬の形、どちらが得ですか
採りたい人数と期間によって変わります。掲載料金の形は採用が決まらなくても費用がかかる一方、人数が多いほど1名あたりの費用は下がる傾向があります。成果報酬の形は採用が決まるまで費用がかかりませんが、1名ごとに報酬が発生します。両方の形で採用1名あたりの総額を出して比べてください。
本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
この記事のタグ
関連記事
- マイナビ転職の運用代行会社の選び方|見積もりで必ず確認する項目 マイナビ転職の運用代行会社を選ぶときに、見積もりと商談で確かめたい項目を、マイナビ転職の法人向け公式ページとヘルプに書かれている仕組みと照らして整理しました。媒体の費用の形と代行費の分け方、媒体側の原稿制作や成果報酬サービスとの重なり、経路ごとの作業、特典と期限の扱い、反応の報告の仕方と、商談で聞く質問をまとめています。 採用代行マイナビ転職
- マイナビ転職の返信率を上げる運用|送信数を増やす前に見直す3点 マイナビ転職のスカウトの反応が少ないとき、送信数を増やす前に見直したい三つの点を、マイナビ転職のヘルプと法人向け公式ページに書かれている仕組みから整理しました。求職者がスカウト希望条件で絞り込んで読む仕組み、応募・辞退・キープの三つしか返せない仕組み、掲載期間と有効期限の関係を踏まえて、見直し方と運用代行との分担をまとめています。 採用代行マイナビ転職
- マイナビ転職のスカウト文面の作り方|返信が来る型と避けたい書き方 マイナビ転職のスカウト文面を、マイナビ転職の法人向け公式ページと求職者向けのスカウトの説明に書かれている仕組みから整理しました。求職者に届くスカウトが希望マッチ・経験マッチ・条件マッチなどに分かれて見えることを踏まえ、経路ごとの書き分け、一通の組み立て方、避けたい書き方を、運用代行との分担と合わせてまとめています。 採用代行マイナビ転職
- マイナビ転職運用でよくある失敗|代行に出す前に潰しておく落とし穴 マイナビ転職の運用でよくある失敗を、マイナビ転職の法人向け公式ページとヘルプに書かれている仕組みと照らして整理しました。掲載開始日の曜日を見落とす、書類選考免除を付けたのに書類を求める、掲載終了間際に送る、気になるを拾わない、媒体側の成果報酬サービスと外部代行が重なる、の五つの落とし穴をまとめています。 採用代行マイナビ転職