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副業人材をスカウトで探す

公開 2026-09-08

正社員では採れない専門性を、副業で関わってもらう形で確保したい。このとき、相手は本業を持っています。稼働できる時間が限られ、時間帯も制約があります。この記事では、副業人材を探すときの設計を整理します。業務委託全般については業務委託人材をスカウトで探すにまとめています。契約や制度に関する個別の判断は専門家にご確認ください。

本業があるという前提

副業の候補者は、本業の会社に所属しています

そこから生まれる制約

稼働できる時間が限られる

時間帯が、平日の夜か休日になることが多い

急な対応ができない

本業の状況で、稼働が変動する

そして、勤務先の規定がある

この五つを前提に設計してください

特に五番目です

副業が認められているか、届出が要るか、制限があるか

これは候補者の勤務先の規定によります

自社が確認できる範囲は限られます

候補者本人に確認してもらう形になります

そして、この確認を早い段階で行ってください

進んでから難しいと分かると、双方の時間が失われます

稼働の設計

限られた時間で成立する業務かを確認してください

確認すること

その業務は、週に数時間で進むか

同期的なやり取りが要るか。会議、リアルタイムの対応。

引き継ぎや共有の負担

二番目です

平日の日中に会議が必要な業務は、本業を持つ人には難しい

そして、無理に合わせてもらうと続きません

対応

非同期で進む業務に切り出す

会議を、夜か休日の時間帯に設定する

記録で共有する形にする

この三つのうち、一番目が最も確実です

業務を分解して、非同期で進む部分を副業に出す

この設計ができるかを、先に検討してください

文面に入れる情報

副業の候補者が判断に使う情報

この七つです

そして、三番目と四番目が、副業では特に重要です

「平日の日中に定例会があります」と書いてあれば、多くの候補者は判断できます

書いていないと、面談まで進んでから分かります

そして、辞退されます

制約は先に書いてください

合わない候補者が早く離れるほうが、双方の時間が減ります

エラベルの見解

副業で探すとき、候補者が副業をする理由を考えてください

理由によって、効く訴求が違います。

理由の種類

収入を増やしたい

本業では得られない経験をしたい

将来の独立や転職に備えたい

自分のスキルが他社で通用するか試したい

人とのつながりを作りたい

社会的な意義のある仕事に関わりたい

この六つのうち、二番目と三番目が多い層があります

そして、この層には、業務の内容が効きます

「本業では担当できない領域」「裁量を持って進められる」

逆に、一番目が主な理由の候補者には、報酬が効きます

どちらを狙うかで、文面が変わります

そして、自社が提供できるものから考えてください

報酬で競うのか

経験で訴えるのか

この判断を先にしてください

さらに、四番目です

「自分のスキルが他社で通用するか試したい」という動機は、経歴からは読めません

でも、この層は副業に前向きです

そして、この動機に応える伝え方があります

「今のご経験が、別の環境でどう活きるかを試していただける機会です」

この切り口は、転職を考えていない人にも届きます

副業のスカウトは、転職のスカウトとは違う層に届きます

そして、その層は、転職の声かけには反応しなかった人かもしれません

母数を確認する

副業を希望する人が、その媒体にいるか

確認すること

媒体に、副業を希望する登録者がいるか

副業の希望が検索できるか

稼働の条件で絞れるか

この三つを契約の前に確認してください

そして、転職を前提とした媒体では、副業を希望する人が少ないことがあります

媒体の仕様や登録者の傾向は変わるため、公式情報でご確認ください

代行会社に聞くこと

この形態での母数と経路

扱った経験があるか

どう探すか

契約と制度の論点

副業で人を受け入れる場合、確認する論点があります

論点

契約の形態。業務委託か、雇用か。

本業の勤務先の規定。候補者本人が確認する。

労働時間の扱い。雇用として受け入れる場合。

社会保険や税に関する扱い

秘密保持と競業。本業との関係。

この五つは、制度と法令に関わります

そして、雇用として受け入れるか、業務委託とするかで扱いが変わります

個別の判断は専門家にご確認ください

そして、五番目です

本業の会社と競合する事業の場合、問題になることがあります

候補者本人に確認してもらう必要があります

この確認を、選考の早い段階で行ってください

選考の進め方

副業の候補者は、時間が限られています

設計

面談の回数を減らす

時間帯を候補者に合わせる。夜、休日。

オンラインで行う

判断を速くする

そして、確認する内容を絞ってください

過去の実績

稼働の可否。時間と時間帯。

勤務先の規定の確認状況

進め方の相性

この四つを、一度か二度の面談で確認します

始め方

いきなり大きな範囲を任せないでください

進め方

限られた範囲や、短い期間で始める

進め方の相性を確認する

問題なければ、範囲を広げる

そして、この形だと候補者も始めやすい

本業との両立ができるかを、実際に試せるからです

そして、続かない場合の終わり方も決めておいてください

本業の状況が変わって、続けられなくなることがあります

この可能性を織り込んで、引き継ぎの設計をしてください

将来につながる関係

副業から始まる関係には、続きがあることがあります

続きの形

副業のまま長く続く

関わる範囲が広がる

将来的に転職につながる

このうち、三番目の可能性はあります

ただし、それを目的として伝えると、候補者が身構えることがあります

そして、確約できないことを確約するように書かないでください

まず、副業としての関係を成立させてください

そのうえで、双方が望むなら、別の形を相談する

この順番です

エラベルの見解

副業人材のスカウトで、社内の受け入れ体制を先に作ってください

契約が決まっても、受け入れる側が整っていないと機能しません。

必要な体制

窓口。誰が連絡を取るか。

情報へのアクセス。必要な資料や環境をどう渡すか。

やり取りの経路と時間帯

成果の確認の仕方

この四つを決めてください

特に三番目です

副業の人は、日中に返信できません

そして、社内の人は夜に対応しません

このずれを前提にした進め方が要ります

設計の仕方

非同期でのやり取りを基本にする

返信のタイミングを、互いに決めておく

急ぎの連絡の扱いを決める

そして、四番目

成果をどう確認するか

稼働の時間で見るのか、成果物で見るのか

この基準を、契約の前に決めてください

時間で見る場合、稼働の記録の方法も決める必要があります

そして、契約の形態によっては、時間で管理することが論点になる場合があります

個別の判断は専門家にご確認ください

受け入れの体制がないまま契約すると、双方が困ります

そして、続かなくなります

探す前に、受け入れの形を決めてください

まとめ

よくある質問

副業希望者はどの媒体にいますか

媒体によって、副業を希望する登録者の有無と検索の可否が違います。転職を前提とした媒体では母数がないことがあります。契約の前に確認してください。仕様は変わるため、公式情報でご確認ください。

本業の会社の許可はどう確認しますか

候補者本人に確認してもらう形になります。自社が確認できる範囲は限られます。そして、この確認を選考の早い段階で行ってください。進んでから難しいと分かると、双方の時間が失われます。

副業から正社員につなげられますか

双方が望むなら、後から相談する形はあります。ただし、それを目的として最初に伝えると、候補者が身構えることがあります。そして、確約できないことを約束する表現は避けてください。まず副業としての関係を成立させてください。