スカウト代行 / スカウト代行
採用サイトへの導線
スカウトの文面から、採用サイトへリンクする。このとき、候補者が最初に見るページが判断を左右します。トップページに送ると、探す手間が発生します。この記事では、着地点の設計を整理します。添える資料そのものについては動画や資料を添えるべきかにまとめています。
着地点を決める
リンク先を、候補者が知りたい情報に直接つなげてください。
避けたい着地点
会社のトップページ。探す手間がかかる。
採用サイトのトップ。募集が複数あると迷う。
求人の一覧。
望ましい着地点
その職種の募集ページ。
その職種で働く人の紹介。
業務の内容を説明したページ。
そして、二番目です。
候補者が知りたいのは、誰と働くかです。
募集要項より、働く人の情報のほうが読まれることがあります。
着地したページで見せるもの
候補者が判断に使う順番で並べてください。
並べる順番
業務の内容。何をするか。
求める経験。
入社後の役割。最初の三か月。
一緒に働く人。
働き方。出社、時間、裁量。
条件の目安。
選考の流れ。
そして、七番目です。
何回の面接があり、どれくらいの期間かかるか。
この情報があると、候補者は進むかどうかを判断できます。
書いていないと、問い合わせが増えます。
そして、面談で説明する時間が使われます。
スカウト用のページを作るか
既存の採用サイトと別に作るか。
別に作る利点
スカウトで送った候補者に合わせた内容にできる。
応募型とは違う訴求ができる。
そして、計測が分かれる。
別に作らない利点
作る手間がかからない。
更新が一箇所で済む。
判断の材料
スカウトで送る候補者と、応募してくる候補者が同じ層か。
同じなら、共通のページで足ります。
違うなら、別に作る価値があります。
そして、違いが出るのは、転職の意向です。
応募してくる候補者は、転職を決めています。
スカウトで送る候補者は、決めていないことがあります。
この層には、「応募する」ボタンより、「話を聞いてみる」導線のほうが合います。
エラベルの見解
スカウトからの着地点で、「応募」を求めないでください。
スカウトで声をかけた候補者は、転職を決めていないことがあります。
その状態で「応募する」ボタンだけを置くと、離脱します。
理由は、応募という行為の重さです。
履歴書を出す、選考に進む、会社に自分の意思を示す。
この段階に、まだ来ていない候補者がいます。
用意する導線
話を聞く。カジュアルに。
質問する。疑問を送れる形。
資料を見る。読むだけ。
そして、応募する。
この四つを並べてください。
段階が分かれていると、候補者が今の状態に合う行動を選べます。
そして、いきなり応募しない候補者も、次の接点を持てます。
設計の仕方
返信への返答で、リンクを送る。
そのページに、複数の導線を置く。
そして、どれを選んでも対応できる体制にする。
三番目です。
「質問する」導線を置いたのに、誰も答えないと、逆効果です。
誰が答えるか、どれくらいで返すかを決めてください。
そして、代行会社が答える範囲も決めてください。
導線は、置くだけでは機能しません。
受け止める体制とセットで設計してください。
既存のサイトを使う場合
別に作らない場合の調整。
確認すること
その職種のページに直接リンクできるか。
ページの内容が、候補者の判断に使えるか。
更新されているか。
そして、三番目です。
採用サイトが数年前のままになっていることがあります。
組織も事業も変わっているのに、内容が古い。
候補者が見て、面談で聞いた話と違うと、不信になります。
確認の仕方
候補者の目で読んでみる。
面談で説明している内容と、書いてある内容を比べる。
ずれているなら、直してからリンクしてください。
計測する
リンクが開かれているかを確認してください。
測る項目
リンクを開いた数。
そのうち、次の行動をした数。
滞在の時間。
そして、二番目です。
開かれているのに、次の行動がないなら、ページの内容に問題があります。
開かれていないなら、リンクの示し方に問題があります。
測り方
スカウト用のリンクを分ける。他の経路と区別できるように。
計測の仕組みを入れる。
そして、代行会社に測ってもらう場合、何を測るかを決めてください。
媒体によっては、リンクの計測ができない場合があります。仕様は変わるため、公式情報でご確認ください。
代行会社との分担
ページを誰が作るか。
分担の形
自社が作る。内容も更新も。
代行会社が提案する。何を載せるかの助言。
代行会社が作る。制作まで含む。
このうち、二番目が多い形です。
代行会社は、候補者の反応を見ています。
何が読まれ、何が読まれないかの経験があります。
聞くこと
このページで、候補者が判断できますか。
足りない情報はありますか。
他社はどう見せていますか。
三番目です。
代行会社は他社の採用サイトを見ています。
この情報は社内では分かりません。
更新の仕組み
作って終わりにしないでください。
更新の機会
組織が変わったとき。
募集の内容が変わったとき。
候補者からよく聞かれる質問が出たとき。
選考の流れが変わったとき。
三番目です。
面談で毎回同じ質問が出るなら、ページに書いていない情報です。
書けば、面談の時間が空きます。
そして、候補者も事前に判断できます。
代行会社に、候補者からの質問を報告してもらってください。
この情報が、更新の材料になります。
エラベルの見解
導線を設計するとき、「候補者が一人で判断できる範囲」を広げてください。
面談で説明していることを、ページに書く。
効果
候補者が、自分のペースで読める。
面談の時間が、対話に使える。
そして、合わない候補者が早く離れる。
三番目です。
条件や働き方が合わない候補者は、ページを読んだ段階で判断します。
面談まで来てから分かるより、双方の時間が減ります。
書く内容
業務の内容。具体的に。
求める経験。判定できる形で。
働き方の実際。出社の頻度、時間の実態。
条件の目安。社内で決めた範囲で。
選考の流れと期間。
この五つを書くと、候補者は一人で判断できます。
そして、四番目です。
条件を書くかどうかは判断が要ります。
書く場合、社内で決めた内容を、確認したうえで書いてください。
そして、労働条件の表示については、法令や媒体の規約に関わる場合があります。
個別の判断は専門家にご確認ください。
ページは、候補者との最初の対話です。
そこで判断できる情報を渡すほど、面談が濃くなります。
まとめ
- 着地点は、その職種の募集ページか働く人の紹介にする
- トップページや一覧に送ると、探す手間が発生する
- ページには選考の流れと期間も書く
- スカウト用に別のページを作るかは、候補者の層が同じかで判断する
- 「応募する」だけを置かない。話を聞く・質問する・資料を見る導線も並べる
- 導線は受け止める体制とセットで設計する
- 既存のサイトを使うなら、更新されているかを確認する
- リンクを分けて計測する。開かれた数と次の行動
- 代行会社に足りない情報と他社の見せ方を聞く
- 面談でよく出る質問を、ページに書く
よくある質問
どのページにリンクすべきですか
その職種の募集ページか、その職種で働く人の紹介ページです。トップページに送ると、候補者が探す手間がかかります。そして、候補者が知りたいのは誰と働くかであるため、人の情報が読まれることがあります。
スカウト用のページを別に作るべきですか
スカウトで送る候補者と、応募してくる候補者が同じ層かで判断してください。違うのは転職の意向です。決めていない候補者には、「応募する」より「話を聞いてみる」導線のほうが合います。
リンクが開かれているか分かりません
スカウト用のリンクを他の経路と分けて、計測の仕組みを入れてください。媒体によっては計測ができない場合があります。そして、面談で資料に書いてあることを聞かれるなら、読まれていない可能性があります。