スカウト代行 / スカウト代行
送信枠が足りないときの優先順位
条件に合う候補者は多いが、送れる枠が限られている。このとき、誰に使うかで結果が変わります。順番を決めずに上から送ると、枠を使い切っても面談が組めないことがあります。この記事では、優先順位のつけ方と、枠を増やす前に見直すことを整理します。枠が余る場合は送信枠が余るときの使い方にまとめています。
増やす前に見直す
枠が足りないと感じたら、まず使い方を確認してください。
確認すること
- 条件が広すぎないか。対象が多くなりすぎている
- 書き分けが薄くなっていないか。件数が出やすくなっている
- 返信率はどうか。低いなら、質の問題
- 面談設定率はどうか
三番目です。
返信率が低いまま件数を増やしても、母数を消費するだけです。
枠を増やす前に、返信率を上げるほうが効きます。
同じ枠で、返信が増えれば面談も増えます。
判断の目安
返信率が説明できる水準にあり、面談も組めている。このとき、枠を増やす価値があります。
返信率が低い。枠より先に、条件と文面を見直してください。
候補者の優先順位
限られた枠を、誰に使うか。
優先度が高い候補者
要件との合致度が高い。必須条件を満たしている。
経歴を読み込むと、自社の課題に合っている。
転職の可能性がある兆候。媒体上の情報から読み取れる範囲で。
他社が見落としやすい。経歴の書き方が地味だが中身がある。
このうち、四番目です。
経歴の書き方がうまい候補者には、声が集中します。
そして、取り合いになります。
書き方が地味でも、読み込むと合っている候補者がいます。
枠が限られているなら、この層に使うほうが返信を取れることがあります。
そして、二番目。
「条件に合う」だけでなく、「自社の課題に合う」で選ぶ。
この判断ができる担当者かどうかで、限られた枠の成果が変わります。
選び方を代行会社と決める
枠が限られていることを、明示してください。
伝えること
今期の枠数。
その枠で、何件の面談を目指すか。
だから、一件の質を優先してほしいこと。
そして、選定の基準を確認してください
条件で絞った後、何を見て決めているか。
迷ったときにどうするか。
枠が限られているなら、迷った候補者は送らない基準にしてください。
枠に余裕があるときとは、判断が変わります。
エラベルの見解
枠が限られているとき、「送らない判断」を評価してください。
代行会社は、送らないことを成果として報告しにくい。
「今月は条件に合う候補者が少なかったため、送信を絞りました」
この報告は、稼働していないように見えます。
だから、多くの代行会社は、枠がある限り送ろうとします。
そして、迷った候補者にも送ります。
結果、枠は消え、返信は来ない。
発注側から伝えてください
「枠が限られているので、合う候補者だけに送ってください。件数が少なくても構いません」
そして、報告で「送らなかった理由」を求めてください
「今月、条件には合うが送らなかった候補者はいますか。その理由は」
この質問をすると、選定の基準が見えます。
答えが「全員に送りました」なら、基準がありません。
そして、限られた枠では、この基準が結果を分けます。
さらに、送らなかった候補者は母数として残ります。
次の期間、条件を見直した後に送れます。
あるいは、その候補者の状況が変わってから送れます。
送信は、取り消せません。
だから、迷ったら送らない。
枠が限られているときは、この判断が正しい方向です。
そして、この方針を伝えないと、代行会社は逆の判断をします。
職種への配分
複数の職種で一つの枠を使う場合。
配分の決め方
職種ごとの優先度。事業への影響、緊急度。
職種ごとの母数。薄い職種に多く配分しても送れない。
職種ごとの返信率。同じ枠でも成果が違う。
この三つで決めてください。
そして、月ごとの上限を設定する。
設定しないと、成果が出やすい職種に枠が使われます。
そして、重要な職種の枠が残りません。
報告で、職種別の消化を確認してください。
期間内の配分
枠を期間でどう配 るか。
配り方
均等に配る。毎月同じ件数。
前半に厚く。早く成果を出す。
後半に厚く。条件を固めてから送る。
このうち、三番目が有効な場面があります。
運用の初期は、条件も文面も試行錯誤の途中です。
この段階で枠を多く使うと、質が固まる前に母数を消費します。
対応
最初は少数を送り、返信率を見る。
条件と文面を調整する。
固まってから、件数を増やす。
この順番だと、枠あたりの成果が高くなります。
そして、期間が短い場合は、この時間が取れません。
その場合、最初から書き分けを厚くして当てにいく設計になります。
枠を増やす判断
見直しても足りない場合。
選択肢
プランを上げる。可能かを確認する。
追加で購入する。
別の媒体を足す。
期間を延ばす。
このうち、三番目を検討してください。
同じ媒体で枠を増やすより、別の媒体で新しい母数を作るほうが効くことがあります。
理由は、同じ媒体では条件に合う候補者が限られているからです。
枠を増やしても、送る相手が増えるとは限りません。
確認の仕方
枠が足りないのか、母数が足りないのか。
条件に合う候補者が枠より多いなら、枠の問題です。
同じくらいなら、増やしても使えません。
稼働との関係
枠を増やすと、稼働も要ります。
確認すること
増やした枠を使い切るには、どれだけの稼働が要るか。
その稼働は契約に含まれるか。
含まれないなら、枠が余るか、書き分けが薄くなります。
そして、枠と稼働は一緒に増やしてください。
枠だけを増やすと、一件あたりの時間が減ります。
エラベルの見解
枠が足りない状態は、運用がうまくいっている証拠であることもあります。
条件に合う候補者が多く、送りたい相手がいる。
この状態は、母数が枯れている状態より良い。
確認すること
返信率と面談設定率が説明できる水準にあるか。
面談から選考が進んでいるか。
進んでいるなら、枠を増やす価値があります。
そして、この判断は費用の話になります。
枠を増やす費用と、稼働を増やす費用。
そして、それによって増える面談の件数。
計算の仕方
現在の、面談一件あたりの費用を出す。
枠を増やした場合の費用と、見込まれる面談件数を出す。
一件あたりの費用が変わらないなら、投資として合理的です。
逆に、上がるなら見直しが要ります。
理由は、条件を広げて枠を使うことになるからです。
合致度の低い候補者に送ると、返信率が下がります。
だから、枠を増やすときは、増やした分に何を送るかを決めてください。
「同じ基準の候補者が、まだこれだけいる」
この確認ができるなら、増やしてよい。
確認せずに増やすと、基準が緩む方向に動きます。
枠の増減は、母数と基準の確認とセットです。
まとめ
- 増やす前に、条件・書き分け・返信率・面談設定率を確認する
- 返信率が低いまま件数を増やしても母数を消費するだけ
- 候補者の優先順位で、他社が見落としやすい層を狙う
- 枠が限られていることを代行会社に明示する
- 「送らなかった候補者とその理由」を報告に求める
- 迷ったら送らない。送信は取り消せない
- 職種ごとに月の上限を決める
- 期間内は、条件が固まってから件数を増やす
- 枠より別の媒体で新しい母数を作るほうが効くことがある
- 枠と稼働は一緒に増やす
よくある質問
枠を増やすべきか迷います
条件に合う候補者が枠より多いなら、枠の問題です。同じくらいなら、増やしても使えません。まず母数を確認してください。そして、返信率が低い場合は、枠より先に条件と文面を見直すほうが効きます。
誰に送るかの優先順位はどう決めますか
要件との合致度が高く、経歴を読み込むと自社の課題に合う候補者を優先してください。そして、経歴の書き方が地味でも中身がある層は、他社が見落としやすく取り合いになりにくいところです。
枠が限られていることを代行会社に伝えるべきですか
伝えてください。伝えないと、枠がある限り送る運用になります。そして、迷った候補者にも送られます。件数が少なくても構わないこと、一件の質を優先してほしいことを明示してください。