LinkedInの運用代行の費用相場|月額・成果報酬の内訳と見極め方

媒体別の運用代行LinkedIn 更新日 2026-10-17

LinkedInの費用を調べると、金額は出てきません。製品の比較ページにも料金の記載はなく、問い合わせやデモの申し込みへの案内になっています。一方で、費用を判断するための単位は公開されています。Recruiterの機能として毎月150通のInMailメッセージが挙げられており、そのクレジットは候補者の反応によって返却される仕組みです。この二つが分かれば、金額が未確定でも1通あたりのコストの出し方は決められます。この記事では費用の単位の確かめ方から、ライセンスと使用制限の影響、採用単価の作り方までを整理します。以下は2026年10月17日時点でLinkedInの公式ページに記載されている内容に基づいています(Recruiterヘルプには機械翻訳を使用している旨の注記があります)。

料金は公開されていない。確かめるのは単位

製品の比較ページでは、大きく二つの入口が示されています。

入口位置づけ(公式の記載)適したお客様
求人掲載LinkedInの求人広告掲載サービス採用チームを置かずに採用活動を行う企業
Recruiterと求人枠Recruiterは会員データベースに企業が直接アクセスし、登録情報を確認した上で直接スカウトメールが送れるサービス。求人枠は求人広告掲載サービス採用チームが年間複数ポジションの採用を行う企業

どちらを使うかで費用の性質が変わります。求人掲載は広告の費用、Recruiterはライセンスの費用という形です。金額の記載はないので、問い合わせで確認する項目になります。確認するのは、ライセンスの単価、契約期間、含まれるInMailクレジット数、求人枠の本数です。費用の分け方そのものの考え方は採用代行の費用の内訳にまとめています。

1通あたりのコストを返却を含めて出す

Recruiterの機能として、毎月150通のInMailメッセージが挙げられています。ヘルプでは、毎月のクレジット数は製品と契約管理者が設定した月間使用上限によって異なるとされているので、実際の数は契約で確認する形になります。

計算の順番は次のとおりです。

  1. ライセンスの年額(または月額)を問い合わせで確認する
  2. 月に使えるクレジット数で割って、1通あたりの名目コストを出す
  3. 返却率を見込んで、実質のコストを出す

三つ目が、この媒体に固有の計算です。候補者が90日以内に受諾、辞退、返信(クイック返信を含む)のいずれかを行うとクレジットが返却されるとされています。承認待ちのままだと返却されません。つまり反応が返る割合が高ければ、実質の1通あたりコストは下がります。最初の月は名目のコストで置き、二か月目から実績の返却率を当てて計算し直してください。

エラベルの見解

この媒体の費用を他の媒体と比べるときは、1通あたりのコストで並べてください。成功報酬型の媒体は採用が決まるまで費用が出ませんが、この媒体はライセンスの費用が先に出ます。だから使い切れるかどうかが費用の判断になります。相談でお願いしているのは、契約前に月に送れる本数を自社で出すことです。レジュメを読んで一通ずつ書ける時間から本数を出し、150通という枠に収まるかを見る。半分しか使えないなら、ライセンス数を増やす前に体制を整えるほうが先です。クレジットは契約全体で共有されるので、ライセンスを増やしても使う人の時間が増えなければ本数は増えません。ここを取り違えると、使われないライセンスに費用を払うことになります。

ライセンス数と使用制限で費用が変わる

ヘルプでは、InMailクレジットは契約ごとにプールされ、その契約のすべてのライセンス保有者が利用できるとされています。クレジットは契約全体で共有され、特定の個人に割り当てることはできず、他のユーザーに転送することもできないとされています。管理者ができるのは、契約の各ユーザーに対して使用制限を設定することです。

この仕組みが費用に効きます。ライセンスを増やせば使える人は増えますが、クレジットがプールである以上、送れる総量は契約の条件で決まります。代行先にライセンスを渡す場合も同じで、代行先が使った分は社内のメンバーが使える分から減ります。費用の計画としては、ライセンス数とクレジット数を別の変数として扱ってください。確認項目は運用代行会社の選び方に並べています。

クレジットの追加購入については、Recruiterのお客様が追加購入するにはLinkedInに問い合わせるとされ、Recruiter Liteのお客様はアカウント担当者に連絡せずに商品設定からクレジットパックを購入できるとされています。追加購入の経路が製品で違うので、足りなくなったときの手順を先に確認しておきます。

代行費と社内工数を足した採用単価

媒体費だけでは採用単価になりません。

項目出し方
ライセンス費用問い合わせで確認した金額×契約期間
代行費月額×契約月数
社内工数返信対応と面談の月時間×時間あたり人件費×月数
一人あたりの単価上の合計÷採りたい人数

三つ目を入れるのは、返信後のやりとりと面談が社内に残るからです。Recruiterの機能には候補者に関するメモを共有する機能、強力なレポートおよび分析ツール、ATSとの統合が挙げられているので、記録と連携の手間は軽くなります。それでも会う判断と面談そのものは社内の時間です。金額が未確定の段階では、ライセンス費用を幅で置いて決裁を取っておくと、確定したときに再決裁が要りません。

エラベルの見解

相談で多い思い込みは、採用代行の費用が一本の月額だというものです。実際には、誰に何を払う形なのかで総額の意味が変わります。エラベルの場合、担当者への業務委託費は担当者ご本人または所属先へ直接お支払いいただき、エラベルへお支払いいただくのは採用が1名決まったときの10万円(税別)だけです。ご紹介した担当者が関わったポジションで、候補者が入社を承諾した時点でご請求します。相談・提案・面談の段階では費用は発生せず、契約は担当者ご本人(または所属先)と企業のあいだで直接結んでいただきます。この媒体はライセンスが前払いの固定費になるので、使い切れる体制を作るほうが、プランを下げるより効きます。送る人の時間を確保できるかで判断してください。

まとめ

よくある質問

Q. LinkedInの採用サービスの料金はいくらですか

製品の比較ページに料金の記載はなく、問い合わせやデモの申し込みへの案内になっています。ライセンスの単価、契約期間、含まれるInMailクレジット数、求人枠の本数を商談で確認してください。

Q. 毎月何通のInMailを送れますか

製品の比較ページでは、Recruiterの機能として毎月150通のInMailメッセージが挙げられています。ヘルプでは、毎月のクレジット数は製品と契約管理者が設定した月間使用上限によって異なるとされているので、契約の条件を確認してください。

Q. ライセンスを増やせば送れる本数は増えますか

クレジットは契約ごとにプールされ、契約全体で共有されるとされています。ライセンスを増やすと使える人は増えますが、送れる総量は契約の条件で決まります。ライセンス数とクレジット数を分けて確認してください。

出典

本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

この記事のタグ

関連記事

「媒体別の運用代行」の他の記事

「媒体別の運用代行」の記事一覧を見る →