スタンバイの運用代行の費用相場|月額・成果報酬の内訳と見極め方
スタンバイの費用は、ほかの媒体より構造が単純です。企業向けのページによると、掲載の相談、アカウント作成、掲載では料金が発生せず、求人票を閲覧されて初めて費用が発生するクリック課金型です。クリック単価は1クリック20円からとされ、応募や採用時に成功報酬はないとされています。単純なぶん、クリックの数がそのまま費用になります。だから予算の立て方は、クリック単価から応募単価、採用単価へと順に換算する形になります。この記事では換算の手順から、上限額の決め方までを整理します。以下は2026年10月17日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいており、運営はLINEヤフー株式会社とビジョナル株式会社の合弁事業会社です。
費用はクリック課金だけ
公開されている内容を並べます。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 初期費用 | 無料 |
| 掲載料金 | 無料(掲載の相談、アカウント作成、掲載では料金が発生しない) |
| クリック単価 | 1クリック20円から(雇用形態によって下限単価が異なる) |
| 採用成功報酬 | なし |
| 上限額の設定 | 有料配信は日ごと、月ごとの上限額設定が可能 |
| 広告掲載期間 | 1日単位で設定できる |
| 無料掲載のみの利用 | 現在案内していない |
最後の行が実務に関わります。無料掲載のみでの利用は案内していないとされているので、掲載するなら有料配信を前提に予算を置くことになります。費用の分け方は採用代行の費用の内訳にまとめています。
クリック単価から採用単価へ三段で換算する
予算を立てる手順は三段です。
- クリック単価を置く(1クリック20円から。雇用形態による下限は問い合わせで確認)
- クリックから応募への率を置き、応募単価を出す(クリック単価÷応募率)
- 応募から採用への率を置き、採用単価を出す(応募単価÷採用率)
たとえばクリック単価を30円、応募率を3%とすれば、応募単価は1,000円です。そこから採用率を10%とすれば、採用単価は10,000円という計算になります。数字は自社の実績を入れてください。公式に応募率や採用率の目安の記載はないので、最初の月は実数を記録して二か月目から自社の数字に差し替えます。
この三段で考えると、改善の優先順位も決まります。採用単価を下げるのに効くのは、応募率と採用率です。クリック単価を下げても、応募率が低ければ採用単価は下がりません。求人票の書き方はスカウト文面の作り方に整理しています。
エラベルの見解
クリック課金の媒体に代行を付けると、費用の性質が二つに分かれます。媒体費はクリックの数に比例し、代行費は毎月の固定費です。この媒体は成功報酬がないので、採用が出ても媒体費は増えません。つまり代行費が唯一の固定費になります。だから代行の価値は、同じ予算でより多くの応募を取れるかという一点で測れます。相談でお願いしているのは、代行を入れる前に一か月だけ自社で回して応募単価を出すことです。その数字が基準になります。代行を入れて応募単価が下がれば、差額が代行費を上回るかで判断できます。基準がないまま代行を入れると、良くなったのかどうかが分かりません。先に一か月、自社の数字を作ってください。
上限額の決め方
有料配信は日ごと、月ごとの上限額設定ができるとされています。広告掲載期間は1日単位で設定できるとされているので、短い期間で試して調整する運用が取れます。
上限額の決め方は、採りたい人数から逆算します。採りたい人数に採用単価を掛ければ必要な総額が出ます。それを募集期間の日数で割れば、日ごとの上限額の目安になります。立ち上げの時期は応募率が読めないので、最初の二週間は上限を低く置いて数字を取り、三週目から調整する形が無理がありません。
あわせて、求人票の有料と無料の切り替えはボタン一つで変更できるとされています。採用が決まったポジションは有料配信を止められるので、止める判断を誰がするかも決めておきます。止め忘れはそのまま費用になります。
確認する項目
商談で確認する項目を整理します。
- 自社が募集する雇用形態の下限クリック単価
- 掲載までの期間(審査からご契約まで概ね3週間ほどとされています)
- 掲載の審査の基準(入稿された求人の内容・事業の内容に応じた所定の審査があるとされています)
- 掲載ガイドラインで掲載を断られる可能性のある職種や業種
- 支払い方法(所定の銀行口座への銀行振込とされています)
二つ目は計画に関わります。概ね3週間という期間があるので、採用したい時期から逆算して相談してください。掲載期限の設定はなく、掲載を終了したい場合は任意のタイミングで停止できるとされています。なお掲載ガイドラインは改訂が行われることがあり、出稿された求人の掲載を予告なく停止することがあるとされています。運用でつまずきやすい点はよくある失敗に整理しています。
エラベルの見解
相談で多い思い込みは、採用代行の費用が一本の月額だというものです。実際には、誰に何を払う形なのかで総額の意味が変わります。エラベルの場合、担当者への業務委託費は担当者ご本人または所属先へ直接お支払いいただき、エラベルへお支払いいただくのは採用が1名決まったときの10万円(税別)だけです。ご紹介した担当者が関わったポジションで、候補者が入社を承諾した時点でご請求します。相談・提案・面談の段階では費用は発生せず、契約は担当者ご本人(または所属先)と企業のあいだで直接結んでいただきます。この媒体は成功報酬がないので、採用が決まった月に重なるのは窓口費用だけです。クリック課金の媒体費と合わせても、支出の形は読みやすくなります。
まとめ
- 初期費用と掲載料は無料で、費用はクリック課金のみ。採用成功報酬はない
- クリック単価は1クリック20円から。雇用形態によって下限単価が異なる
- 予算はクリック単価から応募単価、採用単価へ三段で換算する
- 日ごと・月ごとの上限額を設定でき、掲載期間は1日単位で調整できる
- 無料掲載のみの利用は案内されていないため、有料配信を前提に予算を置く
よくある質問
Q. スタンバイの掲載費用はいくらですか
掲載の相談、アカウント作成、掲載では料金が発生せず、求人票を閲覧されて初めて費用が発生するクリック課金型です。クリック単価は1クリック20円からとされ、雇用形態によって下限単価が異なるため問い合わせ時に確認してください。
Q. 採用できたら成功報酬がかかりますか
スタンバイを通して採用できた場合にも成功報酬はいただいていないとされています。費用はクリックに対して発生する形です。
Q. 掲載までどのくらいかかりますか
現在、審査からご契約まで概ね3週間ほどの時間がかかるとされています。採用したい時期から逆算して相談してください。掲載期限の設定はなく、任意のタイミングで停止できるとされています。
本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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