Eight Career Designの運用代行とは|任せられる範囲と自社で持つべき判断

媒体別の運用代行Eight Career Design 更新日 2026-10-17

Eight Career Designで運用代行を考えるとき、機能の割り振りより先に確かめることがあります。Eight募集要項規程には、このサービスを利用できない募集が具体的に挙げられています。自社の募集が対象外であれば、代行の話をする前に別の手段を考える必要があります。そのうえで、掲載内容の責任は情報提供企業に属するとされているため、代行に出しても責任の所在は変わりません。この記事では利用基準の確認から、責任の所在、機能ごとの担当までを整理します。以下は2026年10月17日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいており、運営はSansan株式会社です。

使える募集かどうかを先に確かめる

規程の第2条では、本サービスの利用基準として、次に該当する場合は利用できないとされています。自らの事業内容、営業方法および募集内容等が法令等に抵触する場合、求人情報等の内容が基本的人権の侵害や就職差別、均等な雇用機会を損なう場合、悪質商法等を行う等その商法が社会倫理または社会秩序に反すると認められる場合、利用目的が公衆衛生上有害な業務を内容とする事業からの募集に該当する場合、ユーザーに不利益を与える場合、そして本規程への違反が認められた場合です。

加えて、利用目的が次に該当する場合も利用できないとされています。

新卒採用や、派遣・請負・業務委託の募集はこのサービスの対象外とされています。 自社の募集がこれに当たる場合は、別の手段を検討してください。中途の正社員採用が対象になる媒体という前提で、代行の設計を進めます。なお個別の判断は専門家にご確認ください。

掲載内容の責任は自社に属する

規程の第3条では、求人情報等を掲載しようとするときに、予め当該求人情報等の内容および掲載に係る責任は情報提供企業に属する旨を説明し、その内容が正確である旨の確認を取った上で掲載するとされています。つまり掲載した内容の責任は、発注した企業にあります。

代行先が募集要項を作成した場合でも、この所在は変わりません。だから運用の設計として、掲載前に社内が読む工程を入れます。第5条には掲載明示項目として13の項目が挙げられており、賃金(採用時に支払われる最低支給額)、固定残業手当の内訳、給与形態、業務内容と就業場所の変更範囲、試用期間の条件などが含まれます。数字と条件が並ぶ項目なので、確認する人を社内に置いてください。文面と募集要項の役割分担はスカウト文面の作り方に整理しています。

エラベルの見解

外に出してよいのは、検索と条件の設計、タレントプールの管理、文面の作成、送信、返信の一次対応までです。募集要項に書く内容の決定と、掲載前の確認は社内に残してください。相談で多いのは、募集要項の作成を代行に任せ、社内が内容を読まずに掲載した形です。規程では掲載に係る責任は情報提供企業に属するとされているので、何かあったときに説明するのは発注側になります。確認の工程は長くなくて構いません。賃金の最低支給額、固定残業手当の内訳、業務内容と就業場所の変更範囲、試用期間の条件の四つを読むだけで、重い誤りは防げます。十分で終わる作業なので、掲載前に一度通す形にしてください。

機能ごとの担当を割り当てる

機能のページに挙げられているものを並べ、担当を決めます。

機能公式の説明担当の目安
検索・絞り込み450万人超の名刺情報をもとに条件にマッチするユーザーを検索できる外に出せる
タレントプール管理候補者をプールで管理し、いつでもダイレクトにスカウトできる外に出せる
メッセージ機能ダイレクトスカウトが送れ、密に連絡を取って関係構築ができる外に出せる(返事の判断は社内)
転職意向度通知プロフィール情報の更新や募集要項の閲覧を転職意向が高まったしるしとして知らせる外に出せる(反応の速さを約束に入れる)
つながりスカウト自社社員とつながってる人に限定してスカウトメールを送る社内の合意が前提
募集要項の掲載掲載明示項目に沿って作成する内容は社内が決定し、掲載前に確認する

つながりスカウトは、送る相手が社員の知人になります。使うかどうか、社員に事前に知らせるか、文面で社員の名前に触れるかを社内で決めてから使ってください。代行先の判断で社員の名前が出る連絡を送る形は避けたほうがよいです。

社内に残す判断と記録

残す判断は四つです。募集要項に書く内容、つながりスカウトの扱い、会うかどうか、提示する条件です。記録として残すのは三つです。経路別(検索・通知起点・つながり)の送信数と返信数、通知から送信までの日数、見送りの理由です。

二つ目を記録するのは、この媒体の運用がタイミングに依存するからです。通知は相手の状態が動いた合図とされているので、合図から送るまでの日数が運用の質を示します。三つ目は、潜在層が相手である以上「今は時期ではない」という返信が多くなるため、その相手をプールに残す判断の材料になります。規程の第7条では、法令に則りユーザーの秘密に該当するものも含め個人情報等を適正に取り扱うこととされています。記録の置き場所と、代行先に渡す範囲を決めておいてください。費用の考え方は費用の見極め方にまとめています。

エラベルの見解

相談で多い思い込みは、運用代行に頼めば採用が進むというものです。この媒体の場合、検索と送信の作業は外に出せます。進むかどうかを決めるのは、通知に反応する速さと、社員のつながりを使うかどうかの社内判断です。どちらも社内の段取りの話で、費用では解決しません。エラベルは採用代行会社ではなく担当者を選べる窓口なので、経歴を見てから誰に任せるかを企業が決める形にしています。契約は担当者ご本人または所属先と企業のあいだで直接結んでいただき、エラベルへお支払いいただくのは採用が1名決まったときの10万円(税別)だけです。この媒体を使うなら、まず自社の募集が利用基準に合うかを確かめ、そのうえで通知に当日反応できる体制を作ってください。順番を逆にすると、契約してから使えないことに気づきます。

まとめ

よくある質問

Q. 新卒採用でも使えますか

規程の第2条では、利用目的が新規学校卒業者の採用に該当する場合は本サービスを利用できないとされています。派遣労働者や労働者派遣事業の登録者募集、業務請負事業の登録者や有料職業紹介事業の求職者、業務委託の受託者の募集も同様に挙げられています。

Q. 募集要項の作成も代行に任せられますか

作成作業は外に出せますが、内容の決定と掲載前の確認は社内に残してください。規程では、求人情報等の内容および掲載に係る責任は情報提供企業に属するとされています。掲載明示項目には賃金や固定残業手当の内訳などが含まれるため、社内で読む工程を入れてください。

Q. つながりスカウトの操作も任せられますか

仕組みの上では操作できても、送る相手が社員の知人になります。使うかどうか、社員への知らせ方、文面で社員の名前に触れるかを社内で決めてから使ってください。社内の合意が取れない場合は、検索と通知起点の経路だけで運用できます。

出典

本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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