Eight Career Designの運用代行の費用相場|月額・成果報酬の内訳と見極め方
Eight Career Designの費用を調べると、金額は出てきません。よくある質問で公開されているのは契約期間が6ヶ月もしくは12ヶ月であることと、利用開始までおよそ1〜2週間程度であることです。料金、課金形態、成功報酬の有無、スカウトの通数や上限についての記載はありません。金額が分からない状態で判断するには、この媒体の性質に合った見方を決めておく必要があります。この記事では確認する項目から、期間あたりで見る考え方、採用単価の作り方までを整理します。以下は2026年10月17日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいており、運営はSansan株式会社です。
公開されている条件は契約期間だけ
商談の前に、聞く項目を整理しておきます。
| 項目 | 公式サイトの状態 |
|---|---|
| 契約期間 | 6ヶ月もしくは12ヶ月 |
| 利用開始までの期間 | およそ1〜2週間程度 |
| 料金・プラン | 記載なし |
| 課金形態(成功報酬の有無) | 記載なし |
| スカウトの通数や上限 | 記載なし |
| つながりスカウトの利用条件 | 記載なし |
課金形態が分からないので、商談では形から聞きます。基本利用料だけなのか、成功報酬が加わるのか、通数によってプランが分かれるのか。この三つが分かれば、総額の立て方が決まります。費用の分け方そのものの考え方は採用代行の費用の内訳にまとめています。
月あたりではなく期間あたりで見る
この媒体は450万人を超える転職潜在層に直接アプローチできるとされています。相手は転職活動を始めていない層が中心なので、接触から入社までの期間が転職サイトより長くなることがあります。月あたりの費用で判断すると、立ち上げの時期に成果が出ていないことを費用の問題と取り違えます。
見方としては、契約期間の全体で総額と採用人数を置きます。6ヶ月の契約なら、最初の2か月を母集団づくりに充てる前提で計画します。タレントプールに候補者を入れ、転職意向度通知が届くのを待つ期間が必要です。通知は、候補者によるプロフィール情報の更新や募集要項の閲覧を転職意向が高まったしるしとして知らせるものなので、プールが小さいと通知の件数も増えません。プールを作る期間を費用の計画に入れておくと、途中での判断がぶれません。 時期ごとの進め方はスカウト運用設計の記事にまとめています。
エラベルの見解
この媒体で費用の判断を誤りやすいのは、3か月で切ってしまうことです。潜在層に接触する設計なので、最初の数か月は返信の多くが「興味はあるが今ではない」という内容になります。ここで費用に見合わないと判断して止めると、プールに溜めた相手に通知が来る時期を待たずに終わります。相談でお願いしているのは、契約期間の折り返しで見る指標を先に決めておくことです。採用人数ではなく、プールの人数、通知の件数、通知から送信までの日数、面談の実施数の四つです。この四つが伸びているなら、採用が出ていなくても設計は機能しています。採用人数だけで判断すると、長く接触する媒体の性質と噛み合いません。
代行費と社内工数を足した採用単価
媒体費だけでは採用単価になりません。
| 項目 | 出し方 |
|---|---|
| 媒体費 | 契約期間の総額(商談で確認した金額) |
| 代行費 | 月額×契約月数 |
| 社内工数 | 通知の確認、返信対応、面談の月時間×時間あたり人件費×月数 |
| 一人あたりの単価 | 上の合計÷採りたい人数 |
三つ目に通知の確認を入れるのが、この媒体に固有の点です。通知を毎営業日確認する運用にすると、その時間が毎日発生します。代行に出す場合は代行費に含まれますが、社内で見る場合は工数として積みます。あわせて、つながりスカウトを使う場合は社員への確認の時間も発生します。これは代行に出せない部分なので、社内の工数として見込んでおきます。確認項目は運用代行会社の選び方に並べています。
候補者への謝礼は設計できない
費用の設計で確認しておきたい点があります。Eight募集要項規程の第7条では、その他の留意すべき事項として、当社および情報提供企業はユーザーからその募集に関し、いかなる名義においても報酬を受けてはならないことが挙げられています。
これは企業が候補者から報酬を受け取らないという規定です。採用にかかる費用の設計としては、候補者側に費用を負担させる形は取れないという前提になります。あわせて、法令に則りユーザーの秘密に該当するものも含め個人情報等を適正に取り扱うことも挙げられています。代行先に候補者の情報を渡す場合は、この前提で取り扱いの範囲を決めてください。なお個別の判断は専門家にご確認ください。
エラベルの見解
相談で多い思い込みは、採用代行の費用が一本の月額だというものです。実際には、誰に何を払う形なのかで総額の意味が変わります。エラベルの場合、担当者への業務委託費は担当者ご本人または所属先へ直接お支払いいただき、エラベルへお支払いいただくのは採用が1名決まったときの10万円(税別)だけです。ご紹介した担当者が関わったポジションで、候補者が入社を承諾した時点でご請求します。相談・提案・面談の段階では費用は発生せず、契約は担当者ご本人(または所属先)と企業のあいだで直接結んでいただきます。この媒体のように契約期間が6ヶ月か12ヶ月で区切られている場合、代行の契約も同じ区切りに合わせておくと判断の時期が揃います。媒体の更新月と代行の契約終了月がずれていると、どちらを先に決めるかで迷います。
まとめ
- 公開されているのは契約期間(6ヶ月もしくは12ヶ月)と利用開始までの期間だけ
- 料金、課金形態、通数の記載はないので、商談で費用の形から確認する
- 潜在層向けの媒体なので、月あたりではなく契約期間の全体で総額と人数を置く
- 折り返しで見る指標は、プールの人数、通知の件数、通知から送信までの日数、面談の実施数
- 通知の確認と社員への確認の時間を、社内工数として採用単価に足す
よくある質問
Q. Eight Career Designの料金はいくらですか
公式サイトに金額の記載はありません。契約期間は6ヶ月もしくは12ヶ月とされています。課金形態や成功報酬の有無についても記載がないので、商談で費用の形から確認してください。
Q. 成功報酬はかかりますか
公式サイトに課金形態の記載はありません。基本利用料だけなのか、成功報酬が加わるのか、通数でプランが分かれるのかを商談で確認してください。
Q. 3か月で成果が出ない場合、止めるべきですか
潜在層に接触する設計なので、最初の数か月は「今ではない」という返信が多くなります。採用人数だけで判断せず、プールの人数、通知の件数、通知から送信までの日数、面談の実施数が伸びているかで見てください。
本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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