OpenWorkリクルーティングの運用代行の費用相場|月額・成果報酬の内訳と見極め方
OpenWorkリクルーティングの費用は、二つの性質が混ざっています。料金ページでは、料金体系が基本利用料(6カ月/12カ月)と成功報酬のシンプルな構成とされ、基本利用料はスカウト数に応じた3つのプランから選ぶ形です。基本利用料は採用の結果に関係なく発生し、成功報酬は候補者の年収にかかわらず一律です。この組み合わせを分けて試算しないと、採用単価の見込みが立ちません。この記事では費用の分け方、1通あたりのコスト、成功報酬の効き方、総額の作り方の順に整理します。以下は2026年10月17日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいています。
費用は前払いの固定費と一律の成功報酬に分かれる
基本利用料として示されている金額は、いずれも税抜価格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本利用料(ライト) | 6カ月70万円/12カ月120万円 |
| 基本利用料(スタンダード) | 6カ月110万円/12カ月180万円 |
| 基本利用料(プレミアム) | 6カ月200万円/12カ月350万円 |
| 成功報酬(併用時) | 中途採用70万円・新卒採用30万円(一名あたり) |
| 成功報酬(中途のみ利用) | 80万円/人 |
成功報酬の金額は中途採用と新卒採用を併用した場合の金額で、中途採用のみ、新卒採用のみの利用となる場合は利用しない領域の数が付与されないという注記が付いています。中途採用だけで使う前提なら、一人あたり80万円で試算します。費用の分け方そのものの考え方は採用代行の費用の内訳にまとめています。
1通あたりのコストを出す
基本利用料は通数に応じたプラン分けなので、通数で割ると1通あたりのコストが出ます。中途採用のために最安のプラン(12カ月)を利用する場合の中途スカウト通数は10,000通として示されています(2025年4月時点の情報という注記が付いています)。
この数字で計算すると、12カ月120万円を10,000通で割る形になります。プランごとの通数は商談で確認する必要がありますが、同じ計算を全プランで行えば、どのプランが自社の送信量に合うかが見えます。あわせて、自動再送はスカウト通数を消費せず候補者へ再度アプローチできるとされているので、実際の接触回数は通数より多くなります。1通あたりのコストを出すときは、再送を含めた接触回数でも割ってみてください。通数の使い方はよくある失敗に整理しています。
エラベルの見解
前払いの固定費がある媒体では、使い切らないことが最大の損失になります。基本利用料は採用がゼロでも発生し、通数を残したまま期間が終われば、その分は消えます。だから費用の判断は「安いプランを選ぶ」ではなく「使い切れるプランを選ぶ」になります。相談でお願いしているのは、契約前に月あたりの送信本数を出すことです。レジュメを読んで文面を書ける時間から本数を出し、それを12カ月分に伸ばして、どのプランの通数に収まるかを見る。時間が足りないなら、プランを下げるか代行を入れるかの二択になります。通数の多いプランを選んでから運用体制を考えると、使い切れない通数に費用を払うことになります。
成功報酬が一律であることの効き方
成功報酬は候補者の年収にかかわらず一律とされています。公式は、一般的な人材紹介サービスでは年収の30%、スカウトサービスでは年収の15〜20%の成功報酬が発生するとし、候補者の年収が高ければ高いほど、また採用人数が増えれば増えるほど、一般的な採用サービスと比較して削減できる採用コスト額が大きくなると説明しています。
試算への効き方は単純です。年収の高いポジションを採る計画なら、一律の成功報酬は読みやすい条件になります。逆に年収帯が低いポジションでは、年収連動の手法のほうが一人あたりが下がることもあります。自社の募集ポジションの想定年収を並べ、年収連動と一律のどちらが有利かを計算してから判断してください。計算は想定年収と採用人数を決めれば出せます。
代行費と社内工数を足した採用単価
媒体費だけでは採用単価になりません。代行費と社内の工数を足します。
| 項目 | 出し方 |
|---|---|
| 基本利用料 | 選んだプランの金額(6カ月または12カ月) |
| 成功報酬 | 採用人数×70万円または80万円(新卒は30万円) |
| 代行費 | 月額×契約月数 |
| 社内工数 | 返信対応と面談の月時間×時間あたり人件費×月数 |
| 一人あたりの単価 | 上の合計÷採りたい人数 |
四つ目を入れるのは、この媒体が人材紹介エージェントではなく、採用担当者自身が候補者を検索してスカウトを送る形で、中途採用ではエージェントサービスを提供していないとされているからです。返信後のやりとりと面談は社内に残るので、その時間を金額に直して足します。導入後はリクルーティングコンサルタント(RC)が求人作成やスカウトメッセージの書き方など幅広くサポートするとされているので、代行費の対象からRCの支援と重なる部分を外してください。確認項目は運用代行会社の選び方に並べています。
求人掲載プランという選択肢
スカウトを使わない形も用意されています。求人掲載プランは契約期間が無制限、初期利用料は無料、求人掲載は無制限とされていますが、このプランは求人掲載のみの利用で、スカウトを送ることはできないとされています。
スカウトの体制が社内に用意できない時期は、この形で求人を置いておく選択もあります。機能としては、求人にマッチする候補者に対してシステム上で自動的に「応募リクエスト」を送信できる自動求人プロモーションがあり、スカウトを送らない求人には設定することがすすめられています。また、候補者が気になる求人をブックマークする「気になる」の一覧を管理画面から確認できるとされています。スカウトを始める前の段階でも、接点を作る手段はあります。
エラベルの見解
相談で多い思い込みは、採用代行の費用が一本の月額だというものです。実際には、誰に何を払う形なのかで総額の意味が変わります。エラベルの場合、担当者への業務委託費は担当者ご本人または所属先へ直接お支払いいただき、エラベルへお支払いいただくのは採用が1名決まったときの10万円(税別)だけです。ご紹介した担当者が関わったポジションで、候補者が入社を承諾した時点でご請求します。相談・提案・面談の段階では費用は発生せず、契約は担当者ご本人(または所属先)と企業のあいだで直接結んでいただきます。この媒体のように基本利用料が前払いの場合、採用が決まった月に成功報酬と窓口費用が重なります。重なる月の支出を先に試算しておくと、決裁の段取りで止まりません。
まとめ
- 料金は基本利用料(6カ月/12カ月)と成功報酬の構成で、基本利用料は税抜で示されている
- 成功報酬は年収にかかわらず一律。中途のみの利用では80万円/人になる
- 基本利用料を通数で割って1通あたりのコストを出し、使い切れるプランを選ぶ
- 自動再送は通数を消費しないので、接触回数でも割って実質のコストを見る
- 返信対応と面談は社内に残るため、工数を金額に直して採用単価に足す
よくある質問
Q. 基本利用料はいくらですか
ライトが6カ月70万円・12カ月120万円、スタンダードが6カ月110万円・12カ月180万円、プレミアムが6カ月200万円・12カ月350万円(いずれも税抜)と示されています。これに成功報酬が加わります。
Q. 成功報酬はいくらですか
候補者の年収にかかわらず一律で、中途採用70万円・新卒採用30万円とされています。これは中途採用と新卒採用を併用した場合の金額で、中途採用のみの利用では80万円/人になるとされています。
Q. スカウトを使わないプランはありますか
求人掲載プランがあり、契約期間は無制限、初期利用料は無料、求人掲載は無制限とされています。ただしこのプランは求人掲載のみの利用で、スカウトを送ることはできないとされています。
本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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