Re就活の運用代行会社の選び方|見積もりで必ず確認する項目

媒体別の運用代行Re就活 更新日 2026-10-16

Re就活の運用を外に出す先を選ぶとき、提案書の月額だけを横に並べても判断はつきません。この媒体には手間の違う二つの送信手段があり、掲載原稿は媒体側の取材と審査を経て作られ、料金は公開されていないからです。選ぶ順番としては、先に自社で持つものと渡すものの線を引き、そのうえで見積もりの中身を同じ条件に揃えて比べることになります。この記事では、三つの判断軸、見積もりで確認する項目、商談で聞く質問の順に整理します。以下は2026年10月16日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいており、運営は株式会社学情です。

判断軸1:二つの送信手段を、どちらも回せる体制か

採用担当者向けページは、スカウトメールとヘッドハンティングの使い分けで採用効果を最大化するという見出しを置いています。Re就活全体のスカウトメールの開封率の平均は38.4%とされ、職種別では人事職61.4%、Webライター65.4%、店舗運営(飲食)40.8%、介護スタッフ46.2%という数字が示されています。求職者一人ひとりに配信するヘッドハンティングメールの平均開封率は60〜70%です。一人ずつ送るほうが読まれ、そのぶん書く手間がかかるという関係になっているので、依頼先を選ぶときは「両方を回した経験があるか」を最初に見ます。

提案を受けたとき、通数だけが大きく書かれていて手段の内訳が無いことがあります。この書き方だと、手間の軽いスカウトメールに寄った運用になっても約束は守られてしまいます。次の表は、手段ごとに依頼先の何を見るかを並べたものです。

送信手段かかる手間依頼先に見るところ
スカウトメール条件セットを作って一斉に送る条件セットを何種類作り、どの単位で入れ替えるか
ヘッドハンティングメール一人ずつ経歴を読んで書く1本あたりに何分かけ、週に何本まで書けるか

経験の有無は、過去の運用の話し方に出ます。職種によって開封率が変わるという前提を持っている相手なら、件名や宛先の条件を職種ごとに作り替えた話が出てきます。逆に「送信数を増やせば反応は増える」という説明しか出てこない場合は、スカウトメール側の作業だけを想定している可能性があります。送信以外の工程を含めて任せたい場合は、スカウト代行として任せられる範囲の整理もあわせて見ておくと、見積もりの読み方が揃います。

判断軸2:掲載原稿の工程に、どこまで入ってもらうか

この媒体は、申し込んだ週から送信を始められる媒体ではありません。公式の案内では、お申込み、原稿方向性確認および取材日確定、取材・撮影、原稿初稿確認、原稿修正および最終確認、原稿審査、ご掲載の順に進み、初稿は取材後に中5営業日から7営業日で渡され、原稿審査には最大3営業日かかるとされています。掲載開始までは7営業日ほどを目安としつつ、申し込み時の状況に応じて案内するという書き方です。撮影費は別途かかることも注記されています。

工程が媒体側にあるということは、代行会社の仕事は「原稿を書くこと」ではなく「社内の段取りを回すこと」に寄るという意味です。選ぶときは、次の作業を引き受けるかどうかを一つずつ確かめます。

この五つのうち、どこを引き受けるかで見積もりの意味が変わります。原稿の工程に一切入らない提案であれば、掲載が始まるまでの期間は実質的に自社の作業になります。立ち上げの時系列をどう置くかはスカウト運用設計の記事で時期ごとに整理しているので、申し込み前の分担はそちらと合わせて決めると漏れが減ります。

判断軸3:20代とはじめての転職という層に向けて書けるか

公式は、Re就活を20代専門の転職サイトとし、登録会員数300万人、20代登録比率93.3%、そのうち第二新卒・ヤングキャリアが254万人、はじめての転職に挑戦する会員が75.2%としています。会員の多くが知名度や条件よりも、これからの成長や社風を重視するという説明も置かれています。四人に三人がはじめての転職という母集団に向けて書くので、中途採用の媒体で使っていた文面をそのまま持ち込むと噛み合いません。

ここは提案書では差が見えにくいところです。文面のサンプルを求め、実績や事業規模を前に出した書き方になっていないかを読みます。転職の経験が無い相手に向けて、入社後の流れや教える体制が伝わる書き方になっているかが分かれ目です。文面の例を出せない依頼先は、送信の作業だけを請けている可能性があります。

エラベルの見解

同じ月額、同じ業務範囲の提案でも、Re就活で結果が分かれるのはヘッドハンティングメールを誰が書くかです。一人ずつ経歴を読んで書く作業は、読む速さと書く速さが人によって二倍以上違います。週に20本書ける担当者と8本が限界の担当者が、同じ「月80通」の提案書に収まっていることがあります。見積もりの比較では、月額を本数で割った単価ではなく、誰が週に何時間入り、そのうちヘッドハンティングに何時間を使うかを聞いてください。この三つを書面で出せる相手なら、担当が替わったときの引き継ぎも説明できます。出せない場合、約束されているのは送信の事実だけになります。

見積もりで確認する項目

料金について、公式は営業担当者が状況や採用ニーズに合わせて最適なプランを案内するとしており、金額は公開されていません。送信できる通数、通数の繰り越し、管理画面の権限についても記載がないので、媒体側の条件は申し込み前に営業担当者に確認することになります。媒体の条件が分からないまま代行会社の見積もりを比べると、媒体料金と代行費の切り分けができません。次の表は、見積もりで確認する項目と、何を聞けば出るかを並べたものです。

確認する項目聞き方分かること
手段別の本数ヘッドハンティング月に何本、スカウトメール月に何通か手間の配分と、費用の意味
担当者の稼働誰が週に何時間入るか時間あたりの費用
掛け持ちの数その担当者が同時に何社を持つか返信対応の速さの見込み
原稿工程の分担取材日調整と初稿確認に入るか掲載開始までの自社の作業量
報告の単位手段別の送信数と開封率を出せるか運用を直せるかどうか
引き継ぎ担当交代時に何を渡すか条件セットと文面が残るか

項目が非公開でも、自社の数字で見積もりの妥当性は確かめられます。採りたい人数と、いまの書類通過率・面談設定率を置けば、必要な面談数から逆算した送信本数が出ます。そこに営業担当者から聞いた通数の上限を重ね、足りない分をヘッドハンティングに寄せるか、条件セットを増やして補うかを決めます。この計算を見積もりの前に自社で一度やっておくと、提案された本数が多いのか少ないのかを自分の数字で判断できます。費用の聞き方そのものは費用の商談で聞く質問にまとめています。

商談で聞く質問

商談の場で聞く順番を決めておくと、提案書の形が違っても同じ条件で比べられます。次の六つを、この順で聞きます。

  1. ヘッドハンティングメールとスカウトメールを、月に何本ずつ想定していますか
  2. その本数を書くのは誰で、週に何時間入りますか。同時に何社を持ちますか
  3. 取材日の調整と初稿の確認には、どこまで入っていただけますか
  4. 職種によって開封率が違う前提で、件名と宛先の条件はどの単位で入れ替えますか
  5. 月次の報告には、手段別の送信数と開封率、面談設定数が入りますか
  6. 担当者が交代する場合、条件セットと文面はどの形で引き継がれますか

答えを聞いたら、提案書の月額をいったん脇に置き、週あたりの稼働時間で割り直します。契約書に落とすときの条項の立て方は契約書のチェック項目で整理しています。

エラベルの見解

相談で多い思い込みは、「代行会社を選べば担当者も決まる」というものです。実際には、会社を選んだあとに誰が入るかが決まり、そこで運用の質が決まります。エラベルは採用代行会社ではなく、担当者を選べる窓口なので、経歴を見てから誰に任せるかを企業が決める形にしています。契約は担当者ご本人または所属先と企業のあいだで直接結んでいただき、エラベルは契約に入りません。担当者への業務委託費とは別に、エラベルへお支払いいただくのは採用が1名決まったときの10万円(税別)だけで、相談と提案の段階では費用は発生しません。Re就活のように手間の重い送信手段がある媒体では、会社の実績よりも、入る人がその作業にどれだけ時間を割けるかを先に確かめるほうが外れにくくなります。

まとめ

よくある質問

Q. 代行会社を選ぶとき、Re就活の運用実績は確認したほうがよいですか

実績の有無よりも、ヘッドハンティングメールを一人ずつ書く運用をしてきたかどうかを聞くほうが判断に使えます。この媒体を使っていなくても、経歴を読んで個別に書く運用の経験があれば移せる作業です。逆に実績があっても、一斉配信の運用しかしていなければ手間の重い側は回りません。

Q. 月額が安い提案を選んでも問題ないでしょうか

月額だけでは判断がつきません。稼働時間と掛け持ちの数を聞き、週あたりの時間に割り直してから比べてください。安い提案が実働の少ない設計になっていることもあり、その場合は送信の事実だけが積み上がります。

Q. 掲載までの期間は代行会社に短縮してもらえますか

媒体側の工程に依存するので、代行会社が短縮できる範囲は限られます。公式の案内では初稿が中5営業日から7営業日、原稿審査が最大3営業日とされており、ここは縮みません。短縮できるのは社内の予定調整と初稿確認の待ち時間なので、その部分を引き受けてもらえるかを確認します。

出典

本記事は 2026-10-16 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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