typeの運用代行とは|任せられる範囲と自社で持つべき判断

媒体別の運用代行type 更新日 2026-10-17

typeの運用代行を考えるとき、最初に押さえておきたいのは、媒体側がどこまでやってくれるかです。typeの法人向け公式ページによれば、掲載の前に営業担当がヒアリングし、取材をしたうえでプロの制作スタッフが原稿を作成し、掲載中も応募の進捗に応じて改善を提案するとされています。原稿づくりは媒体側が担う一方、スカウトメールといいねの送信は、企業がデータベースを検索して自ら行う仕組みです。結論から書くと、typeの運用代行は、スカウトメールといいねの抽出と送信、再送、応募後の連絡は外に出しやすい一方、送るかどうかの判断と採用の背景、採否は自社に残す形にすると、うまく回ります。

この記事では、typeの法人向け公式ページと、運営によるスカウトメール運用の手引きに書かれている内容を踏まえて、工程ごとの任せ方を整理します。内容は2026年10月17日時点の公式サイトの記載に基づいています。料金や仕組みは変わることがあるため、契約の前に最新の内容をtypeに確かめてください。

typeの掲載プランと、スカウトの持ち玉

typeの法人向け公式ページによれば、掲載プランはtype-Aからtype-Dの四つで、掲載期間は基本4週間、1回分の掲載料金で2職種(2求人)まで掲載できるとされています。

プラン基本プラン(税別)掲載順位スカウトメールいいね
type-A100万円1位200名400通
type-B80万円2位150名300通
type-C60万円3位100名200通
type-D35万円4位なし100通

同じページでは、スカウトメールは会員データベースを検索して送信対象を絞ったうえで、企業から会員へ直接メールを送れるツール、いいねは会員データベースを検索してアプローチ対象を絞ったうえで、個別または一括で応募歓迎の意思表示ができるツールと説明されています。また、スカウトメールは一度送るだけでなく、再送できるとされています。

プランによって、送れるスカウトメールの人数といいねの通数が決まっています。掲載期間は基本4週間なので、この持ち玉を4週間の中で使い切る運用が要ります。代行に任せる作業の中心は、ここになります。

工程ごとに、誰が持つかを分ける

typeの運用を工程に分けると、媒体側・代行・自社の分担が見えてきます。

工程媒体側(type)代行に任せやすいこと自社に残すこと
原稿取材と原稿作成、掲載中の改善提案原稿とスカウト文面のずれの点検採用の背景、伝えてよい情報
抽出なしデータベースの検索、候補の一次抽出送るかどうかの最終判断
送信なしスカウトメールといいねの送信、再送送る順番と、再送の方針
応募対応なし一次連絡、面接の日程調整書類と面接の合否
振り返り改善提案開封・応募の数の集計次の掲載で何を変えるか

運営によるスカウトメール運用の手引きは、運用の役割分担として、スカウト対象者を大まかに抽出するのは人事担当者、メールでアプローチするかの判断は現場の責任者やマネージャーが行う、といった分け方を勧めています。スキル面や入社後に活躍できそうかの判断は、現場の目線のほうが精度が高いことが多いという理由です。代行を入れる場合も、この「抽出」と「判断」を分ける考え方が使えます。抽出は代行に任せ、判断は現場に残す形です。

エラベルの見解

typeの運用代行で多い思い込みは、原稿は媒体側が作ってくれるから、スカウトも媒体側か代行に任せきりでよいという考え方です。typeでは、原稿は取材をもとに媒体側が作る一方、スカウトメールといいねは企業が検索して送るツールです。誰に送るかの判断まで任せきりにすると、現場が求める人物像とずれた相手に、限られた持ち玉を使うことになります。

同じ料金でも、結果が分かれるのは、抽出した候補を現場に確認してもらう流れを、無理のない手間で組める担当者かどうかです。代行の担当者を選ぶときは、現場の判断をどう挟むかを確かめてください。

再送を、運用の前提に入れる

typeの法人向け公式ページによれば、スカウトメールは再送できるとされています。運営によるスカウトメール運用の手引きは、1人に1通だけでなく、再送・再再送まで作ると効果的だとし、1通目は経歴への関心と会社の今、2通目は訴求を変えて同じような経歴の社員の事例、3通目は代表や役員からのメッセージ、という組み立てを紹介しています。週に1回の頻度で4通送って応募につながった事例も多いとしつつ、送りすぎると嫌がられることもあるので頻度は加減が要るとも書いています。

代行に任せるときは、1通目だけでなく、2通目以降の文面と送る間隔まで、運用の範囲に入れてください。再送の文面を書くには、社員の事例や代表のメッセージなど、社内でしか集められない材料が要ります。材料を集めるのは社内、文面に組み立てて送るのは代行、と分けると回しやすくなります。

掲載開始前の準備を、代行の範囲に入れる

typeの法人向け公式ページによれば、申し込みから最短8営業日で掲載を始められるとされ、その間に打ち合わせ、取材、原稿作成が行われます。掲載期間は基本4週間なので、掲載が始まってから送る相手を探し始めると、持ち玉を使う時間が短くなります。

掲載開始までの間に、代行の担当者と次のことを済ませておくと、初日から送り始められます。

  1. 送る相手の条件:外れたら送らない条件と、優先する条件を決める
  2. 1通目から3通目の文面:材料を社内で集め、ひな形を作る
  3. 現場の判断の流れ:抽出した候補を誰が、いつまでに見るかを決める
  4. 送信の予定:持ち玉を4週間でどう使うかの週ごとの目安を決める

運用の立ち上げの時系列はtypeのスカウト運用設計で、代行の契約に入れる条項はtypeのスカウト代行の契約で書いています。

エラベルの費用は、採用が決まったときに1名につき10万円(税別)です。採用が決まらなければ費用はかかりません。

エラベルの見解

もう一つ見てほしいのは、typeの持ち玉は、掲載期間の中でしか使えないことを前提に、代行の契約期間を合わせるということです。掲載期間が基本4週間で、その中でスカウトメールといいねを使う仕組みなので、代行の契約が掲載の開始と終わりに合っていないと、準備の期間や最後の週の送信が抜け落ちます。

代行の契約は、掲載開始の前の準備から、掲載が終わった後の振り返りまでを含めてください。次の掲載で何を変えるかを決めるまでが、一回の運用です。

まとめ

よくある質問

Q. typeの掲載料金はいくらですか

typeの法人向け公式ページによれば、基本プランはtype-Aが100万円、type-Bが80万円、type-Cが60万円、type-Dが35万円(いずれも税別)で、掲載期間は基本4週間、1回分の掲載料金で2職種まで掲載できるとされています。最新の料金はtypeに確かめてください。

Q. 原稿づくりも代行会社に頼むべきですか

typeの法人向け公式ページによれば、取材をしたうえでプロの制作スタッフが原稿を作成するとされています。原稿は媒体側の支援を使い、代行会社にはスカウトメールといいねの運用や応募後の連絡を頼むと、同じ作業に二重に払うことを避けられます。

Q. 候補者の個人情報は企業に見えますか

typeの求職者向けのスカウトの説明によれば、企業に公開されるのは経験職種やスキルなどで、氏名、生年月日、住所、連絡先などは非公開とされています。求職者は特定の企業をブロックすることもできるとされています。

出典

本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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