Wantedlyの返信率を上げる運用|送信数を増やす前に見直す3点
Wantedlyでスカウトを送っても返信が少ないとき、送信数を増やせば解決すると考えがちです。けれども、Wantedlyのヘルプは、スカウトの返信率はスカウトだけで決まるわけではないとしています。結論から書くと、Wantedlyの返信率を上げるには、送信数を増やす前に、採用ペルソナを固めて送る相手を絞ること、候補者が調べに来る募集ページ・ストーリーを整えること、送信者・送る時間・添付する募集を見直すことの三つを見直すと効果が出やすくなります。
この記事では、Wantedlyのヘルプが示す返信率の要素をもとに整理します。Wantedlyの機能や決まりは変わることがあるため、運用の前に最新の内容をWantedlyに確かめてください。文面の書き方はWantedlyのスカウト文面の作り方で書いています。
見直す点一:採用ペルソナと、送る相手の絞り込み
Wantedlyのヘルプ「ダイレクトスカウトの返信率を上げたい」によれば、返信率に関わる要素は、採用ペルソナが正しいこと、採用ペルソナにとって魅力的な募集ページやストーリーがそろっていること、スカウトが閲覧され文面が魅力的であることの三つに分けられるとされています。最初の採用ペルソナについては、明確にしているかどうかと、そのペルソナを現実的に採用できるかどうかの二つの視点で検証するよう勧められています。
採用ペルソナが固まったら、送る相手を絞り込みます。Wantedlyのヘルプ「スカウトで効率的に候補者を探すために、フィルター条件を活用したい」は、まずアクティブな候補者に送ることを勧め、最終ログインを1週間以内、転職・副業意欲、意欲の更新時期を1か月以内に設定し、対象者がいなくなってきたら条件を緩める進め方を示しています。
さらに、自社への興味で絞る条件もあります。同じヘルプによれば、募集をブックマークした、募集を閲覧した、会社をフォローしている、ストーリーを閲覧した、ストーリーにいいねをした候補者を抽出でき、こうした候補者は自社に興味を持っている可能性が高いため、返信がくる可能性も高いことが予想されるとされています。なお、転職意欲や最終ログインなど一部のフィルターは、プランによって使えるかどうかが異なるとされています。
見直す点二:候補者が調べに来る募集ページ・ストーリー
二つ目は、スカウトを受け取った候補者が見に来る場所です。Wantedlyのヘルプによれば、候補者はスカウトをもらって返信するまでに会社のことを調べるため、募集ページやストーリーで会社のことを知ってもらうコンテンツを充実させることが大切で、とくにWantedlyのダイレクトスカウトではストーリーが勧められるとされています。募集ページでは伝えきれない魅力をストーリーで伝えるよう案内されています。
スカウトの文面を磨いても、添付した募集ページが古いままだったり、ストーリーが何か月も更新されていなかったりすると、調べに来た候補者は返信をためらいます。スカウトを増やす前に、送る相手に読んでほしい募集ページとストーリーがそろっているかを確かめてください。
エラベルの見解
Wantedlyの返信率で多い思い込みは、返信率はスカウトの文面だけで決まるという考え方です。Wantedlyの候補者は、スカウトを受け取ると会社のページやストーリーを見に行きます。文面で興味を持っても、ページを見て「よく分からない会社だ」と感じれば、返信しません。
同じ料金の代行でも、結果が分かれるのは、スカウトの送信だけでなく、送る相手が見に来るページの中身まで気にかける担当者かどうかです。返信率が低いときに、文面だけでなく、募集ページとストーリーの見直しを提案してくる担当者を選んでください。
見直す点三:送信者・送る時間・添付する募集
三つ目は、文面以外の送り方です。Wantedlyのヘルプによれば、スカウトの閲覧率には、候補者のアクティブ度、スカウトの種類、送信時間が影響し、返信率には、候補者の属性に加えて、スカウトの送信者(人事・現場メンバー・役員)、送信時間などの形式的な要素と、文章量、文章の内容、選択した募集ページなどの内容的な要素が影響するとされています。
- 送信者:Wantedlyのスカウトは、送信したメンバーの個人名とアイコンで届く。現場のメンバーや役員から送ると、候補者の受け止め方が変わる
- 送る時間:候補者がWantedlyを見る時間帯に届くよう、送信予約も使って時間をそろえる
- 添付する募集:候補者のプロフィールから志向性を読み取り、合った募集を選ぶ
返信率の数字の見方
返信率を見直すときは、数字の見方にも気をつけます。Wantedlyのヘルプによれば、スカウトの閲覧率や返信率の数値はCSVでダウンロードでき、スカウトの返信率は一定の数を送って初めて意味のある指標になる(50通の返信率と5通の返信率は意味合いが違う)とされています。送信を続けながら改善することが勧められています。
また、開封の数字には反映の仕組みがあります。Wantedlyのヘルプ「スカウトのステータスについて」によれば、スカウトが「開封済み」に切り替わるのは候補者がWantedly上でメッセージスレッドを開いたときのみで、メール通知の開封では変わらず、管理画面への反映には1時間程度のタイムラグが発生する場合があるとされています。送った直後に開封されていないからといって、すぐに文面を変えないでください。
エラベルの費用は、採用が決まったときに1名につき10万円(税別)です。採用が決まらなければ費用はかかりません。運用代行の任せ方はWantedlyの運用代行とはで書いています。
エラベルの見解
もう一つ見てほしいのは、返信率は「閲覧」と「返信」に分けて見るということです。閲覧されていないなら、送る相手のアクティブ度や送る時間の問題です。閲覧されているのに返信がないなら、文面や、候補者が見に来るページの問題です。二つを分けずに「返信率が低い」とだけ見ると、直すべき場所を間違えます。
代行の担当者には、月の報告で、閲覧率と返信率を分けて出してもらってください。どちらが低いかで、次に直す場所が決まります。
まとめ
- 送信数を増やす前に、送る相手・読まれる場所・送り方の三つを見直す
- 採用ペルソナを固め、アクティブな候補者と自社への興味のある候補者に絞る
- 候補者は返信前に会社を調べるため、募集ページとストーリーを整える
- 送信者、送る時間、添付する募集も返信率に影響する
- 返信率は一定の数を送ってから見て、閲覧と返信を分けて直す場所を決める
よくある質問
Q. 自社に興味がある候補者だけに送る方法はありますか
Wantedlyのヘルプによれば、募集をブックマーク・閲覧した、会社をフォローしている、ストーリーを閲覧した・いいねをした候補者を、検索の条件で抽出できるとされています。
Q. スカウトの送信者は誰がよいですか
Wantedlyのヘルプは、送信者(人事・現場メンバー・役員)が返信率に影響する要素の一つとしています。候補者に期待する役割に近いメンバーから送ると、仕事の中身が伝わりやすくなります。
Q. 送ってすぐ開封されていないのは、文面が悪いからですか
Wantedlyのヘルプによれば、開封の反映には1時間程度のタイムラグが発生する場合があり、メール通知の開封では「開封済み」に変わらないとされています。一定の数を送ってから、閲覧率と返信率を見て判断してください。
- ダイレクトスカウトの返信率を上げたい|Wantedly ヘルプ
- スカウトで効率的に候補者を探すために、フィルター条件を活用したい|Wantedly ヘルプ
- スカウト対象ユーザーの絞り込みについて|Wantedly ヘルプ
- 効果的にスカウトを運用するために、「採用ペルソナ」を作成したい|Wantedly ヘルプ
- スカウトのステータスについて|Wantedly ヘルプ
- エラベル 料金(公式)
本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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