スカウト代行 / キミスカ
キミスカの運用スケジュールと送信計画
キミスカの送信計画は、一年を通じて同じ配分で回すより、採用年度の時期ごとに三段階のスカウトの使い方を変えるほうが噛み合います。インターンや説明会で母集団を作る時期はノーマルが中心になり、選考が動く時期はゴールドとシルバーが中心になります。この記事では、契約前から翌年度の準備までを五つの時期に分け、それぞれの時期に何を決め、どの段階をどう使うかを時系列で整理します。通数と料金は公開されていないため、契約前に運営に確認してください。以下は、2026年9月23日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいています(運営は株式会社グローアップ)。
契約前:トライアルとデモで「何人出るか」を数える
年度の計画は、契約前に始まります。料金プランのページのよくある質問は、無料トライアルがあり、学生へのスカウトは送信できないが、学生検索などを行うことは可能としています。企業向けページは、実際の登録学生や検索画面を確認できるデモアカウントが用意されているとしています。この時期にやるのは、自社の条件で何人の学生が出るかを数えることです。
キミスカの特徴のページは、1社あたりの学生数が多いことを挙げ、登録学生数が同じくらいでも利用企業数によっては学生の奪い合いになるとし、利用企業数とのバランスを考慮しながら学生登録数を調整しているとしています。企業向けページは、導入実績3,000社以上としています。登録数の大きさより、自社の条件で何人に届くかを見る、という考え方です。トライアルで数えた人数と、特徴のページが示すスカウト通数はプランによって異なるという前提を合わせて、どのプランで一年を回すかを決めます。
もう一つ、この時期に決めておきたいのが、活躍モデルに入れる社員です。機能のページは、社内の活躍社員の適性検査を基に活躍傾向を分析し、モデル人材を自動生成して一致度の高い学生を見つけ出すとしています。誰に受検してもらうかは社内の判断なので、契約後に決めようとすると、検索の精度を上げる手段が一つ使えないまま走り出すことになります。
申込みから送信開始まで:2営業日に準備を間に合わせる
企業向けページは、導入ステップについて、お申込みから2営業日以内に学生へスカウト送付が可能としています。料金プランのページのよくある質問も、申込書を受け取ってから2営業日以内にアカウントを発行し、企業ページを作成すればすぐにスカウトを開始できるとしています。早く始められる反面、準備が追いつかないまま動き出しやすい時期です。
| 準備すること | いつまでに | 誰が持つか |
|---|---|---|
| 企業ページの素材(写真・仕事の説明) | アカウント発行の前 | 採用担当と現場 |
| 母集団の検索条件(三つまで) | 申込みと並行して | 採用担当 |
| 段階別の文面(ゴールド・シルバー・ノーマル) | 申込みと並行して | 採用担当(外注するなら外注先) |
| 面談枠と返信の担当・時間 | 送信開始の前 | 現場の責任者と採用担当 |
| 承認時の自動返信 | 送信開始の前 | 採用担当 |
企業向けページは、導入後にカスタマーサクセスとキックオフMTGを行い、求めるターゲット学生のすり合わせや運用計画の設定を行い、初期設定を完了するとしています。この場に、表の二行目と三行目のたたき台を持ち込むと、立ち上がりが早くなります。何も持たずに臨むと、キックオフが条件の相談で終わり、文面は後回しになりがちです。
母集団づくりの時期:ノーマルでインターン・説明会を埋める
採用年度の前半は、インターンや説明会で接点を作る時期です。特徴のページは、ノーマルスカウトは幅広いターゲットにアプローチが可能で、インターンや説明会の母集団形成にも使えるとしています。この時期の中心はノーマルで、イベントごとに対象を明示した案内文を送ります。
ノーマルの送信数は、媒体の枠からではなく、イベントの定員から逆算します。定員を超えて集めると、学生を待たせることになり、印象を下げます。機能のページが挙げる説明会・面接管理は、日程調整や管理、Zoom連携がキミスカ内で完結するとされているので、予約から当日の接続までを一つの画面で終えられるように、この時期に設定を固めておきます。
一方で、ゴールドとシルバーはこの時期に使い切らないようにします。良い候補は期の後半にも出てきます。母集団づくりの時期に上位の枠を使うのは、社内で文章にしたゴールドの条件を満たす学生が見つかったときに限る、と決めておくと、選考の時期に打つ手が残ります。
エラベルの見解
これをやる前に、先にゴールドの条件を文章で決めておかないと、段階のあるスカウトは効果が出ません。母集団づくりの時期は送信の件数が多く、担当者は「良さそうな人」に上位の枠を使いたくなります。けれど「良さそう」は担当者によって変わるので、基準になりません。「この三つを満たしたらゴールド」と書いてしまえば、忙しい週でも、担当が替わっても運用が揺れません。エラベルでは担当者の経歴を見て選べますが、どの担当者に頼む場合でも、この条件の文章を渡せるかどうかで立ち上がりの速さが変わります。枠が限られている媒体ほど、この一文が効きます。
選考の時期:ゴールドとシルバーを月ごとに割って使う
選考が動き始めたら、中心はゴールドとシルバーに移ります。機能のページは、ゴールド、シルバー、ノーマルと送信可能通数の異なる3段階のスカウトで、学生に採用意欲が伝わる仕組みがあるとしています。特徴のページは、ゴールド・シルバースカウトで本当に会いたい学生に特別感を上乗せしてアプローチできるとしています。この時期は、上位の枠を月ごと、あるいは四半期ごとに割り振り、月の頭に使い切らない配分にします。
週の中では、送る順番を決めておくと回ります。週の頭に条件を見直し、レコメンド検索で選んだ学生に似た学生を確認します。機能のページは、自己PRの傾向や適性検査の結果から、似ている学生が自動でレコメンドされるとしています。中日にゴールドとシルバーを先に送り、そのあとにノーマルを送ります。週の後半は返信対応と日程調整に充て、週の終わりにスカウト分析で全社の平均と比べて、翌週の条件を決めます。
| 時期 | ゴールド | シルバー | ノーマル |
|---|---|---|---|
| 母集団づくり | 条件を満たす学生にだけ | 控えめに | 中心。イベントの定員から逆算 |
| 選考の前半 | 月の上限の半分程度までに抑える | 中心 | 説明会の追加回の案内 |
| 選考の後半 | 残した枠を後から出た候補に | 返信率を見て増減 | 必要に応じて |
表の「半分程度」は自社で置く目安で、媒体の決まりではありません。自社の面談枠と、プランで決まる段階別の通数を運営に確認したうえで、月ごとの上限に置き換えてください。
内定後と翌年度:分析と内定者フォローで次の年度を準備する
内定が出始めたら、運用の中心はスカウトから内定者との接点に移ります。機能のページは、内定者フォロー機能について、専用マイページで内定者との交流や課題のやりとりが可能で、学生との接触機会をスコア化して内定辞退を防ぐとしています。スコアは状況を知る材料で、実際に接触するのは社員です。誰がどの頻度で連絡するかを、この時期の最初に決めておきます。
並行して、翌年度に向けた振り返りを行います。企業向けページは、契約プランに応じて定期的にMTGを実施し、過去10年分の蓄積データから分析した採用のトレンドと自社のスカウトの実績データを照らし合わせて改善施策を提案するとしています。キミスカ運用質問会では、コンサルタントに1on1で、効果的なスカウト文の作成方法や登録学生の最新動向を相談できるとしています。社内の振り返りとこの定例が別々に走ると数字の定義がずれるので、同じ表を持ち込んで一つの場で見ます。
| 見る項目 | 分かること | 翌年度に直すもの |
|---|---|---|
| 段階別の送信数(月ごと) | 上位の枠をいつ使ったか | 時期ごとの配分 |
| 段階別の返信率と全社平均 | 自社だけが低いのか | ゴールドの条件と文面 |
| 返信から面談設定までの日数 | 受け皿が動いていたか | 面談枠と返信の担当 |
| 内定者との接触の記録 | どこで関係が薄れたか | 内定後の連絡の頻度と担当 |
活躍モデルに入れる社員も、この時期に見直します。企業向けページは、スタートアップマニュアル、ヘルプページ、Tips記事、メルマガ配信も挙げているので、翌年度に担当が替わる場合は、マニュアルを読む時間を引き継ぎの計画に入れておきます。誰に送るかの判定はキミスカのプロフィール選定基準の作り方に、外注する場合の契約の書き方はキミスカのスカウト代行にまとめています。
エラベルの見解
キミスカは機能が多いぶん、使う機能を時期ごとに絞らないと回りません。活躍モデル、レコメンド、適性検査、ATS、内定者フォロー、スカウト分析を初年度から全部使おうとすると、どれも中途半端になり、担当者が続けられなくなります。初年度は検索、スカウト、日程調整の三つに絞り、内定後の時期に内定者フォローを、翌年度の準備で分析と活躍モデルを足す。時系列で機能を足していく順番にすると、一年を通して担当者の負担が平らになります。外注する場合も、その年度にどの機能まで使うかを先に決めておくと、見積もりの範囲がぶれません。
まとめ
- 契約前はトライアルとデモで自社の条件の人数を数え、活躍モデルに入れる社員を決める
- 申込みから送信開始までは2営業日以内とされているので、企業ページ・条件・段階別の文面を並行して用意する
- 母集団づくりの時期はノーマルが中心で、送信数はイベントの定員から逆算する
- 選考の時期はゴールドとシルバーを月ごとに割り、月の頭に使い切らない
- 内定後は内定者との接点を社員が持ち、段階別の数字で翌年度の配分と条件を直す
よくある質問
Q. キミスカは申し込んでからどのくらいで送信を始められますか
公式サイトでは、お申込みから2営業日以内に学生へスカウト送付が可能とされています。ただし、企業ページや段階別の文面が間に合っていないと、送り始めても反応が弱くなります。申込みと並行して準備を進めることをおすすめします。
Q. ゴールドとシルバーは、年度のどの時期に使うのがよいですか
選考が動く時期を中心に、月ごとに上限を決めて使う形が噛み合います。母集団づくりの時期にも、社内で決めた条件を満たす学生が見つかれば使ってかまいません。月の頭に使い切らず、後半に出てくる候補のために枠を残しておきます。
Q. 運営の定期MTGと社内の振り返りは、どう分ければよいですか
分けずに、同じ表を持ち込んで一つの場で見るほうが、数字の定義がずれません。定期MTGはプランに応じて実施されるとされているので、自社のプランで頻度がどうなるかを運営に確認してください。社内の週次は、その定例の資料と同じ項目で作っておくと引き継ぎも楽になります。
※仕様や提供範囲は変わります。掲載した内容は2026年9月23日時点で公式サイトに記載されているものです。各段階の通数・料金・プランごとの違いは公開されていないため、契約前に運営の案内でご確認ください。