スカウト代行 / Lognavi

Lognaviのスカウト文面の型

公開 2026-09-23

Lognaviの文面には、公式ヘルプが推奨する流れが公開されています。型の説明を読むだけでは手が動きにくいので、この記事では、その流れに沿って実際に書いた文面例を示し、どこを自社の言葉に置き換えるかを整理します。スカウト本文だけでなく、許可されたとき、エントリーされたとき、「話を聞いてみたい」の申請を受けたときの自動対応の文面も扱います。最後に、定型文として登録してから、短い版と比べて差し替えるまでの手順を書きます。以下は、2026年9月23日時点で公式サイトおよび公式ヘルプに記載されている内容に基づいて整理しています。

文面例の前に、公式が示す五つの流れを確かめる

公式ヘルプの「効果につながるスカウト文章」は、新卒採用においてスカウトが主流になり学生もスカウトに慣れてきているとしたうえで、知らない企業から送られてくるスカウトについては、スカウト文面によって結果が大きく左右されるとしています(同ページはログナビ25卒602名の回答によるアンケート結果に基づくとしています)。確認すべき点として六つを挙げ、まとめとして五つの流れを推奨しています。次の文面例は、この五つをそのまま段落の順番にしています。

順番公式ヘルプが示す役割文面例での置き場所
1キャッチーなワードを付ける(注意)件名と冒頭の一行
2自分ごとに感じてもらう(興味)適性テストの結果に触れる段落
3会社の強みを感じてもらう(行きたいと感じさせる)強みを一つだけ書く段落
4会社の動画を見てもらう(記憶に残す)動画かURLを添える一行
5イベント予約やスカウト許可(行動)最後に次の一歩を一つだけ示す段落

書き出しについて、同ページは学生がぱっと見ただけで興味を持てる内容をスカウトの上部に持ってくることを挙げ、例として【特別スカウト】【早期選考確約】といった表記を示しています。文の最後にどれだけ魅力的な内容を書いても、冒頭で興味を持ってもらえなければ途中で離脱されるとしています。ただし、早期選考を用意していないのに「早期選考確約」と書くことはできません。書き出しの言葉は、社内で何を渡せるかを確定させてから選ぶことになります。

スカウト本文の例:適性テストの結果で声をかける

ここでは、技術職のカテゴリーでマッチ度が高く出た学生に送る、架空の中堅メーカーの文面を例にします。[name] の部分は、公式ヘルプの自動対応の項目にある「変数とは」の説明のとおり、送付時に氏名が差し込まれる形を想定しています。

件名:【現場社員との面談のご案内】適性テストの結果を拝見してご連絡しました

[name]さん、はじめまして。多くのプロフィールの中から[name]さんの適性テストの結果が目に留まり、ご連絡しました。当社の設計チームで三年目を迎えた社員の結果と、考え方の傾向がとても近いと表示されています。

私たちの設計チームは、お客様の工場に合わせて一台ずつ仕様を決める装置をつくっています。決まった型をなぞるより、相手の条件を聞いて形にする仕事が多いのが特徴です。仕事の様子は、下の動画で三分ほどにまとめています。

まずは、その三年目の社員と三十分お話しする場をご用意しています。文章の下にある「詳細を見る」から、ご都合のよい日程を予約してください。

一段落目は、公式ヘルプが示している「自分ごと」の例に沿っています。同ページは、Lognaviのスカウトの特徴として「相性が良い企業から」スカウトが送られてくると画面が変わることを挙げ、多くのプロフィールの中から目に留まって送ったこと、適性テストの結果を見たところ自社の特定の社員の結果と非常に似ていたことを伝え、説明会への参加を促す例を示しています。適性テストの結果が双方にある場だから書ける一行で、他の媒体の文面を流用すると、この材料を使わないまま送ることになります。

二段落目の強みは一つに絞っています。同ページは、自分ごととして捉えてもらっても魅力を感じてもらえなければ離脱されるとし、自社の強みとなる部分を記載するよう案内しています。強みを三つ並べると、どれも薄くなります。動画については、会社のURLや会社の紹介動画はスカウト送付時に大きな武器になるとし、よく分からない企業に学生はエントリーしないため、会社の強みが伝わる動画を文章と一緒に送ることを勧めています。

三段落目は次の一歩です。同ページは、スカウト文を読み終えた後のアクションが明確かを確認点として挙げ、次に何をすればよいのかを文中に記載して学生から質問が上がらないようにすることを勧めています。示されている例は、画面下の「スカウトのお礼」をタップしてメッセージを送ってもらう形と、文章の下にある「詳細を見る」からイベントを確認して日程を予約してもらう形です。例文では後者を使い、行動を一つに絞っています。

エラベルの見解

同じ料金・同じ型で送っても、結果が分かれるのは一段落目の「誰と似ているか」の一行です。公式の流れが公開されているぶん、どの会社も同じ順番、同じ構成で送ってきます。差がつくのは順番ではなく、二番目の自分ごとにする一行と、三番目の強みの具体です。この一行を書くには、社内の誰が受検しているかを把握し、社長、部長、配属先の先輩のように、比較の相手を複数用意しておく必要があります。文面を外注するときに担当者の差が出るのもここです。受検した社員の顔ぶれを聞き、送る層ごとに「似ている相手」を言い換えてくる担当者と、社名だけ差し替えて送る担当者では、同じ五つの流れでも読まれ方が変わります。

許可・エントリー・申請のあとに送る自動対応の例

スカウト本文を書いたら、学生が動いたあとの文面も同時に用意します。「効果につながるスカウト文章」のページは、スカウト許可時の自動対応を設定しておくことを確認点として挙げ、許可されたのに時間が空いてしまう事態を避けるよう案内しています。「自動対応とは」のページは、自動で定型文を送信できるタイミングとして、エントリーした時、スカウトを許可した時、「話を聞いてみたい」と申請を受けた時の三点を挙げています。

場面文面に入れること文面例の書き出し
スカウト許可時お礼と、次の日程の案内「[name]さん、スカウトを許可いただきありがとうございます。面談の候補日を三つお送りします」
エントリー時受け付けた連絡と、選考の流れ「エントリーを受け付けました。この先の流れを三つの段階でご説明します」
「話を聞いてみたい」申請時興味を持ってもらう内容と、次の案内「当社に関心を持っていただきありがとうございます。まずは仕事の様子を動画でご覧ください」

「話を聞いてみたい」の文面は、スカウト本文とは別の型で書きます。同機能のヘルプは、学生が適性テストを終了したタイミングで適性が近い企業を上位表示し、そのままエントリーまでの導線を引く機能であるとし、これまで興味を持っていなかった、かつ自社と相性が良い学生の母集団を形成できるとしています。これから自社の選考に前向きに進む学生であるため、自動対応と合わせて興味を持ってもらうメッセージを送ることを勧めており、送付例としてお礼、自社の紹介、動画への誘導、インターンシップへの案内という流れの文面が示されています。

スカウト本文と違い、申請してきた学生はまだ自社のことをよく知りません。そのため、適性テストの結果に触れる一行より、会社の紹介と動画の案内に重心を置きます。三つの場面の文面は、どれも次にすることを一つだけ書き、学生が迷わずに動ける形にしておきます。

定型文として登録し、短い版と比べて差し替える

文面ができたら、定型文として登録します。公式ヘルプの「スカウトを送る方法」は、スカウト画面で設定済みの定型文の一覧が表示されるとし、直接スカウト文を作成することもできるが、定型文として登録するとより業務がスムーズに行えるとしています。「自動スカウトとは」のページも、自動送信する文章について「定型文を選ぶ」から従来の定型文を選択でき、「求人/イベント選択」から求人およびイベントの添付も可能としています。自動スカウトは条件ごとに設定するので、条件が違えば文面も変え、条件の数だけ定型文を用意するのが自然です。

登録したら、短い版も一本作って比べます。「アナリティクスとは」のページは活用事例として、スカウトやトークを送っても予約につながらない企業が、文章内からのイベントタップ数が1件しかないことに気づき、長い文章ではなく「イベント詳細」をタップしてもらうための短い文章に変更したところ、イベントタップ数が増えて予約が伸びた例を挙げています。文章を足すより、行動を一つに絞るほうが動くことがあるということです。上の文面例を短くすると、次のようになります。

段落長い版(上の例)短い版
件名面談の案内と、適性テストに触れた一文変えない
自分ごと目に留まった経緯と、似ている社員の話似ている社員の話だけを一文で
強みと動画仕事の特徴を二文と、動画の案内動画の案内だけを残す
次の一歩面談の説明と「詳細を見る」からの予約「詳細を見る」からの予約だけ

比べるときは、差し替えるのを一度に一か所にします。件名と本文を同時に変えると、どちらが効いたのか分かりません。同ページは、スカウト・トーク・自動対応の効果測定について、送信したスカウトやトークがどれくらい効果が出ているのか、最も効果が出ている文章はどれなのかを調べることが可能としており、卒業年度と期間を選んで条件検索する操作が案内されています。月に一度、効果の高い文章と低い文章を並べ、低いほうを差し替えます。誰に送るかの決め方はLognaviのプロフィール選定基準の作り方に、週次の回し方はLognaviの運用スケジュールと送信計画にまとめています。

エラベルの見解

この媒体は文面の良し悪しが数字で出るぶん、改善を続けやすい仕組みになっています。ただ、見る人が決まっていないと、数字があっても誰も画面を開きません。月次の振り返りで「今月いちばん効いた文面はどれか」を一つ挙げる、と決めるだけで、挙げるために誰かが画面を開き、運用が回り始めます。担当する側から見ると、文面の改善で手が止まるのは、差し替えの判断を誰が下すかが決まっていないときです。短い版のほうが数字は良いのに、社内の確認が取れずに長い版のまま数か月が過ぎる、ということが起こります。外注するなら、一か所の差し替えまでは担当者の判断で行ってよい、と先に決めておくと、改善の速さが変わります。

まとめ

よくある質問

Q. 【早期選考確約】のような書き出しは使ったほうがよいですか

公式ヘルプは、学生がぱっと見て興味を持てる内容を上部に置く例として示しています。ただし、実際に用意していない内容は書けません。社内で何を渡せるかを確定させてから、使える言葉を選んでください。

Q. スカウト本文は長いほうが丁寧ではありませんか

丁寧さより、次にすることが一つに絞れているかが効くことがあります。公式ヘルプの活用事例でも、短い文章に変えてイベントのタップ数が増えた例が挙げられています。長い版と短い版を用意して、数字で比べるのが確かめやすい方法です。

Q. 「話を聞いてみたい」の申請には、スカウトと同じ文面を送ればよいですか

申請してきた学生はまだ自社をよく知らないため、別の型で書くほうが合います。公式ヘルプの送付例も、お礼、自社の紹介、動画への誘導、インターンシップへの案内という流れです。自動対応として設定しておくと、申請から時間を空けずに届けられます。

※仕様や提供範囲は変わります。掲載した内容は2026年9月23日時点の公式サイトおよび公式ヘルプの記載です。契約前に、運営の案内で最新の内容をご確認ください。

出典