dodaの運用代行とは|任せられる範囲と自社で持つべき判断

媒体別の運用代行doda 更新日 2026-10-17

doda ダイレクトは、dodaのスカウト会員のデータベースに企業が直接アクセスし、転職希望者の登録情報を確かめたうえで、スカウトメールを送れるサービスです。doda ダイレクトの法人向けページによれば、データベースは最大約557万人(2026年6月末時点の累計スカウト会員登録者数、doda/doda X会員データベースの合算)とされています。大きなデータベースから探せる一方、検索、文面づくり、配信、応募後の連絡と、作業の量も多くなります。結論から書くと、doda ダイレクトの運用代行は、検索と配信と面接設定までの連絡は外に出しやすい一方、誰に送るかの基準と、面接を確約するかどうかの判断は自社に残す形にすると、うまく回ります。

この記事では、doda ダイレクトの法人向けページとdodaのヘルプに書かれている仕組みを踏まえて、任せ方と社内に残す判断を整理します。doda ダイレクトのプランや仕組みは変わることがあるため、契約や運用の前に、最新の内容をdodaに確かめてください。

doda ダイレクトの運用は四つの作業に分かれる

doda ダイレクトの運用の作業は、大きく四つに分かれます。

作業中身外に出しやすさ
検索職種、スキル、居住地、年収などの条件で転職希望者を探す自社が決めた条件に沿えば出しやすい
文面づくり一人ひとりに合わせてスカウトメールを書く期待する役割と伝える魅力を自社が決めれば出せる
配信と管理配信の予約、配信通数の配分、反応の管理手順が決まれば出しやすい
応募後の連絡応募への返事、面接の日程設定出しやすい

doda ダイレクトの法人向けページによれば、データベースからあらかじめ転職希望者を選んでスカウトメールを送るため、返信があり次第すぐに面接設定に入れ、利用開始日から最短1日で初回の面接設定が可能とされています。応募後の連絡を速く回せるかどうかが、このサービスの強みを生かせるかを左右します。

職種を跨いだ配信と、配信通数の配分

doda ダイレクトには、ほかのスカウトとは違う仕組みがあります。doda ダイレクトの法人向けページによれば、求人サイトのオプションとして提供されているスカウト機能は配信できる対象が掲載職種のみなど限定的であるのに対し、doda ダイレクトは職種を跨いだスカウトメール配信が可能とされています。営業職で求人を掲載した場合でも、経理職の転職希望者をスカウトできるとされています。

また、定額プランには、利用期間と配信通数の上限があるとされています。代行に任せる場合、限られた配信通数をどの職種にどれだけ使うかが、採用の結果を左右します。職種を跨いで配信できるからこそ、通数の配分を誰が決めるかを先に決めておく必要があります。配分の決め方まで代行に任せると、採りやすい職種に通数が偏り、本当に採りたい職種の通数が足りなくなることがあります。

エラベルの見解

doda ダイレクトの運用代行で多い思い込みは、データベースが大きいから、配信すれば誰かが反応するという考え方です。データベースが大きいほど、条件を絞らずに配信すると、合わない人にも送ることになり、限られた配信通数を無駄にします。

同じ料金でも、結果が分かれるのは、配信通数を「在庫」として扱い、職種ごと・週ごとの使い方を最初に計画できる担当者かどうかです。期間の終盤に通数が余ったり、序盤に使い切ったりしない配分を、担当者と一緒に決めてください。

面接確約オファーは、自社が判断する

dodaのスカウトには、面接の実施を約束するオファーもあります。dodaのヘルプによれば、面接確約オファーは面接実施を約束するオファーで、応募したにもかかわらず面接が実施されない場合は、求職者がdodaのカスタマーセンターに問い合わせられるとされています。過去にも応募があった場合や、企業の採用活動が中止となった場合などは、面接が実施されないとされています。

面接確約オファーを送るかどうかは、送った相手と面接をすると約束できるかの判断です。代行の担当者に判断まで任せると、面接官の枠が足りない時期に確約オファーを多く送ってしまうことがあります。確約オファーを送る相手の基準と、月に何人まで面接できるかは、社内で決めてください。

返信がないことの読み方と、見えない情報

運用の数字を見るときに知っておきたい仕組みがあります。dodaのヘルプによれば、求職者は、企業からのオファーやその知らせのメールに辞退の連絡をする必要はないとされています。返信がないことは、そのまま辞退の意思表示とは限りません。代行の担当者には、返信がない相手を一律に終わりにするのではなく、追いかけるかどうかの基準を決めて運用してもらってください。

また、dodaのヘルプによれば、求職者は「企業ブロック設定」で、現在の勤務先や取引先などに登録情報を非公開にでき、氏名・生年月日・住所(都道府県のみ公開)・電話番号・メールアドレスは、企業ブロック設定の有無にかかわらず、スカウトサービスを利用する企業に公開されないとされています。検索で見える情報には限りがあることを前提に、検索の条件と文面を組み立ててください。

社内に残す判断

doda ダイレクトの運用で、社内に残すべき判断は次のとおりです。

doda ダイレクトの法人向けページによれば、専任のカスタマーサクセスが、応募効果の高いスカウト文面や魅力をPRするテクニックを提案するとされています。媒体の支援と代行の担当者の作業が重ならないよう、どちらに何を頼むかを分けておくと、費用の無駄を防げます。dodaを使った代行の契約に入れる条項はdodaのスカウト代行の契約で、立ち上げの時系列はdodaの運用設計で書いています。

エラベルの費用は、採用が決まったときに1名につき10万円(税別)です。採用が決まらなければ費用はかかりません。

エラベルの見解

もう一つ見てほしいのは、doda ダイレクトの運用代行は、媒体の支援と重ならない役割を担える担当者かどうかで価値が変わるということです。dodaには専任のカスタマーサクセスがつき、文面の提案などの支援が受けられるとされています。代行の担当者が同じ文面の提案だけをするなら、費用を二重に払うことになります。

代行の担当者に任せるのは、媒体の支援では手が届かない、毎日の検索と配信、応募後の速い連絡、社内の面接官との日程調整など、手を動かす作業です。媒体の支援と代行の役割を最初に分けて、担当者を選んでください。

まとめ

よくある質問

Q. doda ダイレクトでは、掲載している職種以外の人にも送れますか

doda ダイレクトの法人向けページによれば、職種を跨いだスカウトメール配信が可能で、営業職で求人を掲載した場合でも経理職の転職希望者をスカウトできるとされています。

Q. 面接確約オファーを送った相手とは、面接しなければなりませんか

dodaのヘルプによれば、面接確約オファーは面接実施を約束するオファーとされています。面接官の枠を確保できる範囲で送り、送る相手の基準は社内で決めてください。

Q. 代行の担当者に、媒体のカスタマーサクセスとのやりとりも任せられますか

任せることはできますが、媒体の支援と代行の担当者の作業が重ならないよう、どちらに何を頼むかを分けておいてください。文面の提案は媒体の支援、毎日の配信と連絡は代行、といった分け方が考えられます。

出典

本記事は 2026-10-17 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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