スカウト代行 / dodaキャンパス
dodaキャンパスの運用スケジュールと送信計画
dodaキャンパスの送信計画は、「月に何通送るか」から書き始めると崩れます。この媒体の上限は送信の総数ではなく、同時に選考を進められる人数(つながり上限数)にあり、定額制の利用期間は利用開始から4年次3月まで続くからです。この記事では、契約前から利用期間の終わりまでを採用年度の時系列に沿ってたどり、それぞれの時期に何を決め、枠をどう回すかを整理します。料金は公開されていますが、キャンペーン価格を含み時点によって変わるため、契約前に運営に確認してください。以下は、2026年9月23日時点で公式サイト(運営は株式会社ベネッセi-キャリア)に記載されている内容に基づいています。
契約前:料金制度とプランを、枠の総量として読む
企業向けページは、運用開始までの流れとして、お問い合わせ、課題のヒアリング、サービス説明・デモ、契約・初期設定、運用開始を案内しています。計画の最初の仕事は、料金制度を選ぶことです。料金プランのページは、定額制(初年度限定プラン)と成功報酬制の二つを案内しており、定額制は初めてdodaキャンパスを利用する企業限定のプランとされています。2026年9月23日時点では、定額制は次のように公開されていました(表示価格はすべて税別)。
| プラン | 採用上限人数 | 定額料金 | つながり上限数 |
|---|---|---|---|
| 3名プラン | 3名 | 70万円(キャンペーン価格60万円) | 200枠 |
| 5名プラン | 5名 | 95万円(キャンペーン価格75万円) | 400枠 |
| 無制限プラン | 無制限 | 120万円(キャンペーン価格90万円) | 600枠 |
同ページの注記によれば、キャンペーンは2026年10月末日までに利用を開始する企業限定の特別価格で、利用期間は利用開始から4年次3月まで、採用上限人数を超えて採用すると一人当たり35万円(税別)の成功報酬料金がかかるとされています。計画を立てる側から見ると、この表で読むべきは金額より右端の列です。つながり上限数が、利用期間全体で同時に何人と向き合えるかの上限になり、そこから週の本数が決まります。金額は時期によって変わるので、契約前に運営の案内で最新の内容をご確認ください。
プランを決める前に、無料デモで自社の条件で何人出るかを確かめておきます。企業向けページは総登録学生数を約92万人としています(同サイトの注記では27卒〜30卒、2026年6月時点)が、これは四学年分の媒体全体の数字です。自社の条件で今期の学年に何人いるかを数えてから、枠の数を選びます。
利用開始から最初の一か月:枠が戻る週のリズムを作る
料金プランのページは、つながり上限数を、dodaキャンパス上で同時に選考を進めることのできる人数とし、オファーを受信した学生が辞退(または5日間経過)すると枠が復活し、また別の学生にもオファーを送信できるとしています。反応が無ければ五日で枠が戻るので、一週間ごとに枠が回ると考えられます。最初の一か月は、このリズムを週の予定に落とすことに使います。
| 曜日 | やること | 枠の動き |
|---|---|---|
| 週の頭 | 保存した条件で判定し、まとめて送る | 送った分だけ枠が埋まる |
| 週の中日 | 返信に当日中に対応し、面談を設定する | 反応があった学生は枠を使い続ける |
| 週の終わり | 止まっている候補を見直し、整理する | 無反応の枠は五日後に戻る |
| 翌週の頭 | 戻った枠の数だけ新しく送る | 再び枠が埋まる |
送る曜日を固定すると、枠の戻りと送信のタイミングが揃います。ばらばらに送ると、どれだけ枠が空いているかを把握できません。最初の一か月で見るべきは送信数より、週の終わりにどれだけ枠が戻り、翌週にどれだけ埋められたかです。
この時期はカスタマーサクセスの支援も使います。機能詳細のページは、支援の内容として、導入前の課題整理、初期設定・運用設計、運用改善の相談の三段階を挙げています。企業向けページは、ヘルプセンターで操作方法を確認でき、dodaキャンパスを複数人で運用できるとしています。担当が一人だと、その人の忙しさで週のリズムが止まるので、最初から二人以上で回す前提で初期設定をしておきます。
エラベルの見解
枠が回転する仕組みの媒体では、「送る日」より「整理する日」を先に決めてください。送る作業は誰でも進めますが、止まっている候補を整理する作業は後回しになりがちです。整理しないと枠が埋まったまま新しい学生に送れない週が続き、定額で払った枠が使われずに期間が過ぎていきます。担当する側から見ると、この整理は判断を伴う作業で、どの候補をもう少し待つか、どこで区切るかは、担当者によって差が出やすいところです。週の終わりに十五分を整理に充てると決め、区切りの基準を社内で共有しておくだけで、同じ契約で会える人数が変わります。外部の担当者に任せる場合も、この区切りの基準を最初に渡しておくと判断がそろいます。
3年生の夏から冬:学年ごとに枠の割合を決める
企業向けページは、大学1年生から接点を持てる新卒スカウトサービスであるとし、学生が1年生から登録可能で、企業は採用広報や関係構築を早期に開始できるとしています。機能詳細のページは、大学1・2年生など複数卒年を横断して検索できるとしています。同じ契約で複数の学年に届くので、どの学年にどれだけ枠を割くかを先に決めないと、目の前の学年に全部使われます。
| 学年 | 送る目的 | 枠の使い方 |
|---|---|---|
| 1・2年生 | 業界や仕事を知ってもらう、キャリア観の醸成 | 付帯サービスの範囲で、年に数回 |
| 3年生 | インターンシップへの集客、早期の接点 | 主力。枠を厚く割く |
| 4年生 | 本選考への案内 | 時期を絞って使う |
割合は「今期は3年生に七割」のように数字で置きます。低学年へのオファーについては、料金プランのページが付帯サービスとして低学年学生へのオファー無料を挙げ、学生のキャリア観を醸成するイベント等の案内が送信できるとし、三省合意のルールに基づき適切なオファー送信をお願いしますと記載しています。どこまでの案内が可能かは、社内と運営の双方で確認してから計画に入れ、個別の判断に迷う場合は専門家にご確認ください。
3年生3月:本選考に向けて枠の中身を入れ替える
3年生の3月は、学生の就職活動が本格化する時期です。料金プランのページは、成功報酬制について、この3年生3月から利用できるプランがあるとしています。定額制で運用している企業にとっても、枠の中身を入れ替える節目になります。インターンの集客に使っていた枠を、本選考の案内に回していきます。
この時期に気をつけたいのは、反応があった学生が選考に進み、枠を長く使い続けることです。選考が動いている学生は、辞退か採用が決まるまで枠を占めます。選考が止まっている候補を週の終わりに整理しないと、新しい学生に送れる枠が急に減ります。定額制では、採用上限人数を超えて採用すると一人当たり35万円(税別)の成功報酬料金がかかるとされているので、上限人数に近づいたら、残りの枠を誰に使うかを採用計画と突き合わせて決め直します。
4年次3月まで:層ごとの数字で直し、次の年度に残す
利用期間の後半は、層ごとの数字で送る相手と文面を直していく時期です。機能詳細のページは、オファーの開封率や承諾率を、大学群・文理・希望業種・希望職種などのセグメント別に分析できるダッシュボードを備えているとし、スカウト文面や対象者をデータにもとづいて見直せるとしています。全体の承諾率が下がったときに、どの層で下がったのかまで分かります。
振り返りは月に一度、カスタマーサクセスとの相談と社内の週次を一つの場にまとめ、同じダッシュボードを見ながら行います。見る項目は、層ごとの開封率と承諾率、つながり枠の使用状況、面談設定数の三つで足ります。開封が低い層は件名を、承諾が低い層は対象か文面かを見直し、枠の使用状況が低ければ整理が追いついているかを確かめます。
利用期間が4年次3月で終わる以上、終わる前に記録を残す作業を計画に入れておきます。 保存した検索条件、条件ごとの承諾率、定型文の版、学年ごとの枠の使い方を、媒体の管理画面の外にも残します。定額制は初年度限定のプランなので、次の年度にどの料金制度で続けるかを判断するときにも、この記録が材料になります。文面の型はdodaキャンパスのスカウト文面の型にまとめています。
エラベルの見解
この媒体は大学1年生から接点を持てることが一番の特徴ですが、同時に一番使われない機能でもあります。目の前の3年生の採用が動いていると、二年後の学生に時間を割く理由が社内で通りにくくなります。相談でよく聞くのは「低学年は余裕ができたら」という声ですが、実際には、利用期間の後半になるほど余裕はなくなります。低学年向けの案内を出す日は、契約した時点で年に二回ほどカレンダーに置いてしまうのが現実的です。日付が決まっていれば、案内に使う座談会や仕事紹介の準備も逆算して進められます。決めておかないと、その二回は来ないまま利用期間が終わります。
まとめ
- 契約前は、料金表の金額よりつながり上限数を枠の総量として読み、自社の条件で出る人数をデモで確かめる
- 利用開始から最初の一か月で、送る日と整理する日を固定した週のリズムを作る
- 3年生の夏から冬は、学年ごとの枠の割合を数字で先に置き、低学年への案内はルールを確認してから入れる
- 3年生3月は、枠の中身をインターンの集客から本選考に入れ替え、採用上限人数と残りの枠を突き合わせる
- 4年次3月までに、層ごとの数字で直した結果と記録を管理画面の外に残し、次の年度の判断に使う
よくある質問
Q. つながり上限数は、送信できる総数のことですか
公式サイトの説明では、同時に選考を進めることのできる人数とされています。オファーを受信した学生が辞退するか、5日間経過すると枠が復活し、別の学生に送れる仕組みです。そのため、実際に送れる総数は枠の数より多くなります。
Q. 定額制の利用期間はいつまでですか
料金プランのページの注記では、利用開始から4年次3月までとされています。期間が長いので、学年ごとの枠の配分と、途中で担当が替わっても続けられる記録の残し方を最初に決めておくと運用が安定します。
Q. キャンペーン価格はいつまで適用されますか
2026年9月23日時点の記載では、2026年10月末日までに利用を開始する企業限定の特別価格とされています。価格や条件は時期によって変わるため、契約前に運営の案内で最新の内容をご確認ください。
※仕様や料金は変わります。掲載した内容は2026年9月23日時点の公式サイトの記載で、キャンペーン価格を含みます。