スカウト代行 / あさがくナビ
あさがくナビのプロフィール選定基準の作り方
あさがくナビで一人のプロフィールを開いたとき、送るかどうかは「何年生か」「どこまで進んでいるか」「送らない理由があるか」「どの手段で送るか」の四つの問いを順にたどると決めやすくなります。株式会社学情の法人向けサイトであさがくナビの案内ページ(/services/asagakunavi/)を開くと、現在はRe就活キャンパスのページに転送され、学生向けの www.gakujo.ne.jp もRe就活キャンパスとして案内されています。この媒体は全学年が同じ場にいて、学校層も幅広いので、学校名で先に切る判定はなじみません。この記事では、四つの問いを判定の分岐として並べ、それぞれで何を見て、どちらへ進めるかを整理します。以下は2026年9月23日時点で公式サイトに記載されている内容に基づいており、文面の型はあさがくナビのスカウト文面の型に、週次の回し方はあさがくナビの運用スケジュールと送信計画にまとめています。
一つ目の分岐:この学生は何年生か
Re就活キャンパスのページは、全学年を対象にしたスカウト型新卒就職サイトであるとし、これまで「卒業年度」ごとに分かれていたサービスを統合し、「通年採用型サービス」にリニューアルしたと説明しています。大学1年生から4年生まで、採用戦略に応じてアプローチできるとし、大学1・2年生のキャリア形成支援、インターンシップ、採用までを対象にするとしています。卒業年度で分かれていた頃なら、契約した年度の学生だけが対象でした。いまは条件を置かなければ、1年生から4年生までが同じ検索結果に並びます。
そのため、最初の分岐は学年です。学年によって送る目的が違い、次の分岐で見るものも変わります。次の表の右端の列が、学年ごとに二つ目以降の分岐で確かめることです。
| 学年 | 送る目的 | 次の分岐で見るもの |
|---|---|---|
| 1・2年生 | 名前を知ってもらい、キャリア形成の場に招く | 地域と時期が、場に来られる範囲か |
| 3年生 | インターンシップ・オープンカンパニーへの集客 | 進捗と、開催地・日程が合うか |
| 4年生 | 本選考への案内 | 募集職種と希望が合い、選考の日程に間に合うか |
この分岐に入る前に、学年ごとの配分を決めておきます。「今期は3年生に七割」のように置いておかないと、候補が多く出る学年に判定の時間が全部吸われます。配分は判定の基準そのものではありませんが、各学年で何人まで判定するかの上限になるので、二つ目以降の分岐の厳しさを決める材料になります。
二つ目の分岐:就職活動はどこまで進んでいるか
同ページは、自己診断した性格タイプ・就職活動の進捗度合いをはかるアバター機能を利用し、学生の性格や状況に応じたスカウト配信ができるとしています。同じ3年生でも、まだ始めていない学生と、選考が進んでいる学生では、渡すものが変わります。学年だけで判定すると、この差が消えてしまいます。二つ目の分岐では、進捗を見て、どの層に振り分けるかを決めます。
| 進捗 | 渡すもの | 判定の厳しさ |
|---|---|---|
| まだ始めていない | 仕事を知る場、業界の話 | 広めに取る。条件の合う地域なら送る |
| 情報を集めている | インターンシップ、オープンカンパニー | 主力。ここに本数を寄せる |
| 選考が進んでいる | 具体的な選考ルートと日程 | 絞る。日程が合う相手だけに送る |
性格タイプの扱いは、進捗とは分けて考えます。自己診断の結果で送る・送らないを決めると、判定の根拠を説明しにくくなります。性格タイプは配信の内容を変える材料として使い、送らない判定には使わないほうが安全です。運用に組み込むなら社内で扱い方を決めてからにし、個人のデータの取り扱いに迷う場合は、個別の判断を専門家にご確認ください。
エラベルの見解
通年型の媒体で判定が崩れやすいのは、一つ目の分岐で1・2年生を「まだ早い」と一律に外してしまうときです。3年生だけを判定すれば、その年の送信は回ります。ところが翌年になると、名前を知ってもらっている学生がいないまま、また同じ立ち上げからやり直すことになります。
1・2年生は、二つ目の分岐で「まだ始めていない」層に入るのが普通なので、広めに取って年に数回だけ送る枠を、細くても残しておいてください。判定の手間は、地域と時期が合うかを見るだけに抑えれば大きくなりません。外注先に判定を任せる場合も、学年ごとの配分と下の学年の枠を最初に書面で渡しておくと、目の前の学年だけに偏る動きを防げます。
三つ目の分岐:送らない理由があるか
同ページのよくある質問は、上位校から中堅校まで幅広い学校層の学生が利用しているとし、企業規模に関わらず企業を探す傾向があるとしています。学校層が幅広いということは、学校名で絞ると母集団がすぐ痩せるということです。三つ目の分岐では、学校名ではなく、提示できるものが無いことが明らかな条件だけで、送らない判定をします。送らない理由として扱うのは、次のような条件です。
- 勤務地の希望が自社の拠点とまったく合わない
- 開催地に来られない距離で、オンラインの用意が無い
- 希望職種に自社の募集職種が一つも含まれない
- 直近の活動が長期間止まっていて、届いても読まれにくい
- 前年に同じ条件で送って反応が無かった層に当たる
学生向けサイトは、成長意欲を重視する企業から直接オファーが届くサイトだと案内していますが、意欲は検索条件になりません。判定に使うなら、意欲が形になったもの、たとえば続けている活動や取り組んだ内容の記述を見ます。検索条件の項目、進捗度合いで絞れるか、送信済みの相手を除外できるかは公開されていないので、ここに挙げた条件が画面で設定できるかを確かめ、設定できないものは目視の判定に回します。
四つ目の分岐:どの手段で送るか
同ページは、スカウトメールとヘッドハンティング機能を装備しているとし、ヘッドハンティング機能は開封まで7日間上位表示される仕組みで、Web履歴書をもとに一通一通オファーを送信することでより高い効果を発揮するとしています。あわせて、ファーストビューに動画を差し込むJobTubeスカウトを挙げています。三つ目までの分岐を通った学生を、最後にどの手段で送るかに振り分けます。
| 判定の結果 | 手段 | 振り分ける理由 |
|---|---|---|
| Web履歴書に、自社の成長環境と重なる記述がある | ヘッドハンティング | 一通ずつ書く材料があり、7日間の上位表示を生かせる |
| 条件は合うが、書く材料になる記述は少ない | スカウトメール | 条件ごとのテンプレートで広く当てる |
| 仕事の中身より、社風や社員の様子で判断しそうな層 | JobTubeスカウト | 動画で職場の様子を見せる |
ヘッドハンティングへの振り分けで見る「成長環境と重なる記述」には、掲載原稿の言葉を使います。同ページは、各企業の掲載原稿に「当社が提供する成長環境」と題し、社員にどのような成長環境を提供しているのかを言語化できる項目を追加したとしています。原稿に書いた成長環境に合う人を最優先の判定にすると、原稿とスカウトと面談が一本につながります。ヘッドハンティングの本数が限られているなら、そこへ振り分ける判定は厳しく、スカウトメールは緩く、という二段構えになります。
判定を記録し、月に一度直す
判定は、分岐ごとに記録しておきます。どの学年の、どの進捗の学生を、何の理由で送らなかったか、どの手段に振り分けたかを残しておくと、判定が厳しすぎるのか緩すぎるのかが数字で分かります。記録が無いと、翌週に同じ候補を開いて同じ判定をやり直すことになります。
同ページは、すべての企業にカスタマーサクセス担当がつくとし、メールや電話、オンライン商談ツールでの相談を受け付けているとしています。判定の基準を作ったら、実際の検索件数を見ながら担当者と一度すり合わせると、机上で作り込むより早く形になります。通年型で学年が上がっていく場なので、同じ条件でも母集団の中身は月ごとに変わります。判定の基準は、二週間走らせてから直すものとして置いておきます。
エラベルの見解
判定は、反応が無かった候補の共通点からしか直せません。送った相手を学年と進捗の組み合わせで分け、どの組み合わせから反応が来ていないかを月に一度見てください。たとえば「3年生・選考が進んでいる」層だけ反応が薄いなら、判定の問題ではなく、その層に渡している選考ルートの日程が合っていない可能性があります。
反対に「3年生・情報を集めている」層全体が薄いなら、四つ目の分岐でスカウトメールに振り分けすぎているかもしれません。どの分岐で直すべきかは、記録を組み合わせで割ってみると見えてきます。担当する側から見ても、分岐ごとの記録を残している会社ほど、翌月の判定を短い時間で直せます。
まとめ
- 一人のプロフィールは、学年・進捗・送らない理由・送る手段の四つの分岐で判定する
- 学年の分岐に入る前に配分を決め、1・2年生にも細い枠を残しておく
- 性格タイプは配信の内容を変える材料にとどめ、送らない判定には使わない
- 送らない判定は提示できるものが無い条件に限り、学校名や意欲の言葉では切らない
- 判定は分岐ごとに記録し、学年と進捗の組み合わせで反応を見て、二週間単位で直す
よくある質問
Q. 4年生だけに絞って送ってもよいですか
その年の本選考だけを見るなら成り立ちますが、通年型の媒体の強みは使いにくくなります。1・2年生や3年生に細い枠を残しておくと、翌年以降の立ち上がりが変わります。学年ごとの配分を先に決めてから判定に入るのがおすすめです。
Q. アバター機能の性格タイプで送る相手を絞ってもよいですか
性格タイプで送る・送らないを決めると、判定の根拠を説明しにくくなります。配信の内容を変える材料として使い、選定から外す条件には使わないほうが安全です。扱いに迷う場合は、個別の判断を専門家にご確認ください。
Q. 学校名で絞らないと、候補が多すぎて判定しきれません
学年の配分で各学年の上限を決め、送らない理由の条件で先に外すと、判定する人数は絞れます。この媒体は上位校から中堅校まで幅広い学校層が利用しているとされ、学校名で切ると母集団がすぐに痩せます。学校や学部は、仕事に直結する場合の条件としてだけ使う形が合っています。
仕様や提供範囲は変わります。上に挙げた内容は2026年9月23日時点の公式サイトの記載です。検索条件や通数は公開されていないため、契約前に運営の案内でご確認ください。