人事副業 / 案件獲得
次の案件につなげる|人事の副業で、一件が終わってから次が始まるまでの空白を短くする、終わる前からの動き
一件目の案件が終わってから、次の案件を探し始めると、登録先の更新、打診待ち、面談、条件の合意で、数か月が空きます。その間、稼働は無く、実績は古くなり、焦って条件を下げて受けることもあります。結論を先に書くと、次の案件は、いまの案件が終わる前から動いておくと、空白が短くなり、条件も下がらない。終わりが見えた時点(区切りで続かないと分かった、採用が縮んだ、切られると告げられた)で、登録の更新と発信と紹介の経路を動かし、終わった直後には台帳と実績を整え、空白の期間は型を書き溜める。この流れが、一件と一件の間をつなぎます。終わり方は契約を切られたときと引き継ぎ資料の残し方に、二件目の取り方は2件目の取り方にまとめています。
空白が生まれる構造
一件が終わってから次を探すと、なぜ空白が長くなるかを整理します。
| 段階 | 終わってから動く場合 | 終わる前から動く場合 |
|---|---|---|
| 登録の更新 | 終わってから台帳を書き、プロフィールを直す。数週間 | 終わる前に台帳の下書きを済ませ、終わった日に更新 |
| 打診待ち | 更新してから打診が来るまで、数週間〜数か月 | 終わる前に更新し、終わる頃に打診が来る |
| 面談と合意 | 数週間 | 終わりの前後に面談。終わった直後に開始 |
| 紹介 | 終わってから頼むと、時期が遅い | 区切りで数を示した直後に一言 |
| 発信 | 終わってから型を書く | 三か月目に作った型を、終わる前に一本にする |
| 条件 | 焦って下げる | 実績が新しいうちに、上げた条件で |
構造の要点は、「登録の更新と打診待ちが、空白の大半」ということです。この二つを終わる前に済ませておけば、空白は面談と合意の期間だけになります。
終わりが見えた時点で動くこと
終わりが見えた時点で動くことを、番号付きで整理します。終わりが見える時期は、区切りで続かないと分かったとき、採用が縮む兆候が出たとき、切られると告げられたとき、自分で終えると決めたとき、のどれかです。
- 台帳の下書きを始める。 型、業務の数、変化、評価、学んだこと。終わる前に書けるところまで。実績の積み上げ方
- 登録先のプロフィールを更新する。 台帳から一行足し、時間の枠を「〇月から受けられる」に。終わる一か月前が目安。
- 一般化した型を、一本の記事にする。 三か月目に作った型を、社名と数値を消して。noteで実績を見せる
- 区切りで数を示した直後に、紹介の一言を伝える。 「同じような形で困っている会社があれば」。紹介につなげる
- レビューを、三つの質問で一度だけ頼む。 数を示した直後か、引き継ぎを終えた直後。レビューをもらう
- 別の依頼側があれば、そちらの稼働を保つ。 一件が終わっても、もう一件が続いていれば空白にならない。
- コミュニティや発信の場で、何の人かを出し続ける。 終わる前も後も、止めない。
- 単価を、いまの案件の実績を根拠に上げた額で決めておく。 終わってから焦って下げない。
動くことの要点は、「二で、終わる一か月前に登録を更新する」ことです。登録型のサービスは、打診が来るまでに時間がかかります。終わる一か月前に更新しておけば、終わる頃に打診が来て、空白が短くなります。
エラベルの見解
登録の相談で多いのは、「一件目が終わって三か月経つが、次が決まらない」という話です。終わってから台帳を書き、プロフィールを直し、登録を更新し、打診を待った。それぞれに数週間かかり、合計で三か月。焦って、一件目より安い単価で受けようとしている。終わる前に動いていれば、この三か月は無かったはずです。
見ていて差がつくのは、「終わりが見えた時点で、登録の時間を更新しているか」です。「〇月から、火木の夜と土曜午前で受けられます」と、終わる前に書き換える。打診は終わる頃に来て、面談は終わりの前後に、次の開始は終わった直後に。エラベルの登録でも、一件と一件の間が短い人は、終わる前に時間を更新していて、条件が合う案件の連絡が終わる頃に届いています。空白は、終わってから動くことで生まれます。
終わった直後にやること
終わった直後、次が始まるまでにやることを整理します。
| やること | 内容 | 期限の目安 |
|---|---|---|
| 台帳を確定する | 下書きを、終了時点の数と評価で確定 | 終わった週 |
| プロフィールを台帳から更新する | 経験の欄に一行。時間を「受けられる」に | 終わった週 |
| 職務経歴書を更新する | 案件の一行を足す。副業用の職務経歴書 | 終わった週 |
| 自分の側に情報が残っていないことを確認する | 端末、メール、メモ。契約と請求の控えだけ | 終わった週 |
| 最後の請求を出す | 書面のとおりに | 締め日 |
| 発信の型を一本公開する | 終わる前に書いたものを | 終わった週 |
| 学んだことを、次の面談の確認項目に足す | 判断の目安、分担、権限の発行日など | 次の面談の前 |
| 単価と範囲と時間を、次の案件用に決める | 台帳の実績を根拠に | 次の面談の前 |
直後の要点は、「終わった週に、台帳・プロフィール・職務経歴書を更新する」ことです。実績は新しいうちが最も具体的で、時間が経つと数が曖昧になります。
空白の期間の過ごし方
次が決まるまでの期間を、どう使うかを整理します。
| 過ごし方 | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| 型を書き溜める | いまの案件で作った型を、一般化して自分の側に | 次の案件で最初から使える。発信の材料 |
| 本業の数を記録する | 本業でこなした数を、月ごとに | プロフィールの数が増える |
| 発信を続ける | 一般化した型を、角度を変えて | 何の人かが伝わり続ける。SNS発信から案件につなげる |
| コミュニティに顔を出す | 案件の有無に関わらず | 案件が回ってくる関係を保つ。人事コミュニティの活かし方 |
| 面談の型を見直す | 一件目で学んだことを確認項目に | 次の面談が短く、立ち上がりが早い |
| 打診を、四つの条件で見る | 焦って合わない案件を受けない | 空白が長くても、合わない案件を受けるほうが損 |
| 休む | 一件目で疲れているなら | 次の案件に良い状態で入る |
過ごし方の要点は、「焦って合わない案件を受けない」ことです。空白が長くなると、打診が来たら何でも受けたくなります。四つの条件(型・成果物・期間・判断)と八つの信号で見て、合わない案件は断ります。合わない案件の見分け方を参照してください。
次の案件で一件目の経験を使う形
次の案件で、一件目の経験がどう使えるかを、場面ごとに整理します。
| 場面 | 一件目の経験の使い方 |
|---|---|
| 登録のプロフィール | 台帳の一行。範囲と時間が一件目より具体的に |
| 面談の自己紹介 | 「前の案件では」から三文。自己紹介文のテンプレート |
| 面談の確認 | 一件目で困ったこと(判断の目安、分担、権限)を先に確認 |
| 単価 | 型と数と評価を根拠に、一件目より上げる。値上げのタイミング |
| 初回打ち合わせ | 一件目の運用の型(記録の表、判断待ちの一覧、週次の確認)を持ち込む |
| 最初の一か月 | 一件目の型(文面、基準)をたたき台に。把握は一件目より短く |
| 区切り | 一件目の区切りの一枚の型を使う |
使い方の要点は、「面談の確認に、一件目で困ったことを足す」ことです。一件目で困ったことは、二件目でも起きます。先に確認すれば、二件目は一件目より楽に回ります。
つなげ方の失敗
次につなげるときに起きやすい失敗を整理します。
| 失敗 | 起きる構造 | 直し方 |
|---|---|---|
| 終わってから動く | 終わるまで手一杯 | 終わりが見えた時点で登録を更新 |
| 台帳を書かずに終える | 面倒 | 終わる前に下書き、終わった週に確定 |
| 焦って条件を下げる | 空白が長い | 台帳の実績を根拠に、上げた条件で。空白は焦る理由にならない |
| 合わない案件を受ける | 打診が来たから | 四つの条件と八つの信号で見る |
| 発信を止める | 案件が無いと出す材料が無いと思う | 一般化した型は案件が無くても書ける |
| コミュニティに行かなくなる | 案件が無いと気まずい | 案件の有無に関わらず、型を持ち寄る |
| 一件目の依頼側との関係を切る | 終わったから | 礼を伝え、次の採用のときにつながる形で |
| 一件目の情報を次の案件に持ち込む | 「前の会社では」 | 一般化した型と程度だけ。社名も数値も出さない |
| 一件目の失敗を次の面談で話す | 正直に | 学んだこととして、確認項目に変えて使う。失敗として語らない |
| 休まずに次に入る | 空白が怖い | 疲れているなら休む。良い状態で入るほうが続く |
失敗の要点は、「終わってから動く」ことが、他の失敗(焦る、下げる、合わない案件を受ける)の元になっている点です。終わる前に動けば、焦る理由が消えます。
エラベルの見解
担当する側として登録した人の話を聞くと、一件と一件の間が短い人は、案件を「終わる」ものとして最初から扱っています。三か月目に型を作るのは、依頼側に渡すためでもあり、自分の側に一般化した型を残すためでもある。区切りで数を示すのは、続けるためでもあり、台帳の一行を埋めるためでもある。終わることを前提に動いているので、終わりが来ても慌てず、次の準備がすでにできています。
依頼側から見ると、一件と一件の間が短い副業の人は、実績が新しく、型が更新されていて、面談で具体的に話せる人です。エラベルは、範囲と時間を書いた登録に、条件が合う案件のときだけご連絡する窓口ですが、登録の時間が「〇月から受けられる」と先付けで更新されていれば、その時期に合う案件をお伝えできます。終わる前に動くことが、次の案件への最短の道です。
まとめ
- 空白の大半は登録の更新と打診待ち。終わる前に済ませれば、空白は面談と合意の期間だけ
- 終わりが見えた時点で台帳の下書き・登録の更新(終わる一か月前)・型の記事・紹介の一言・レビュー・別の依頼側の稼働・発信・単価を上げて決める
- 終わった週に台帳の確定・プロフィール・職務経歴書・情報の確認・最後の請求・型の公開
- 空白の期間は型を書き溜め、本業の数を記録し、発信とコミュニティを続け、焦って合わない案件を受けず、必要なら休む
- 次の案件では台帳の一行・「前の案件では」・一件目で困ったことの確認・上げた単価・運用の型・たたき台の型を使う
- 終わってから動くことが、焦る・下げる・合わない案件を受ける、の元
よくある質問
いまの案件が続くかどうか分からないうちに、登録を更新してよいですか
構いません。登録の時間を「〇月から、週〇時間追加で受けられる」と書けば、いまの案件が続いても二件目として受けられ、終わっても一件目の代わりとして受けられます。続くか分からない状態で待つと、終わったときに空白が生まれます。登録の更新は「次を探している」宣言ではなく、「この時間で受けられる」という事実の更新で、いまの依頼側に伝える必要もありません。いまの依頼側との契約に他社との掛け持ちの制限が無いかだけ、確認してください。
一件目の依頼側に、終わったあとも連絡してよいですか
礼を伝えて終えていれば、連絡してよい。ただし、案件の営業ではなく、関係の連絡として。「型で迷った点があれば」の範囲で答える、季節の挨拶程度、発信で書いた一般化した型を共有する(依頼側の情報は含めない)。「次の採用の予定はありますか」と聞くのは、営業に聞こえるので避け、依頼側から連絡が来るのを待ちます。丁寧に終えた案件は、依頼側の次の採用のときに、依頼側から連絡が来ることが多い。
空白が半年を超えました。何を見直せばよいですか
三つを見ます。一つ、登録のプロフィールが台帳の抜粋になっているか。「人事の副業を一件経験」ではなく、型と数と変化が書かれているか。二つ、範囲と時間が一件目と同じか、より具体的か。曖昧に戻っていないか。三つ、経路が登録先だけになっていないか。紹介、発信、コミュニティのどれかを動かしているか。三つとも問題無ければ、需要の時期の問題で、型を書き溜めながら待ちます。焦って単価を下げたり、合わない案件を受けたりすることだけは避けてください。登録型サービスへの登録のしかたを参照してください。